昨夜、テレビを見ていたところ、突然気になるニュースが飛び込んできました。
「プログラミング言語PHPに重大な脆弱性が見つかった」
「修正プログラムが配布されているので、速やかに更新を」
ちょうど報道ステーションのエンディング付近だったので、23時を過ぎた頃だったと思います。
普段なら「へぇ~、そんなことがあるんだ」くらいで聞き流していたかもしれません。
でも、今回は違いました。
「あれ?私のホームページって大丈夫なの?」
私のブログもWordPressという仕組みを使って運営しています。そして、そのWordPressを動かすために使われているのが、今回問題になったPHPというプログラミング言語です。
つまり、他人事ではなかったんですよね。
とりあえずチャッピー先生に相談
とはいえ、私はプログラミングについて専門的な知識があるわけではありません。
最近はAIに手伝ってもらいながら、ホームページの改修やアプリ開発などもしていますが、サーバーの仕組みまで詳しく理解しているわけではないんです。
そこで、いつものようにチャッピー先生に相談。
「こんな報道が出てるけど、どうしたらいい?」
すると、まずは現在使用しているPHPのバージョンを確認しましょうとのこと。
言われるがままに管理画面を開いて確認してみました。
PHPにはいくつものバージョンがあり、古いものや問題が見つかったものを使い続けると、外部から攻撃される危険性が高まる場合があります。
今回も、その問題を修正したバージョンへの更新が必要という話です。
ところが、確認を進めていくと、どうやら私自身が簡単に更新できる状況ではないようでした。
ホームページを動かしているサーバー側の管理が必要で、サーバーを提供している会社の対応を待つ必要があるとのこと。
「えっ?自分では何もできないの?」
ちょっと不安にはなりましたが、できる範囲で状況を確認したところで、その日は就寝することにしました。
朝になったら更新されていた
そして今朝。
気になっていたので、起きてから早速PHPのバージョンを確認してみました。
すると、昨夜確認したものから新しいバージョンに変わっていました。
私の環境では「8.4.27」になっています。
どうやらサーバーを提供している会社が、夜間から朝にかけて対応してくれたようです。
ちなみに、今回更新されたPHP 8.4.27は、昨夜報道された重大な脆弱性を修正するために公開されたバージョンでした。
つまり、私のホームページについては、今回問題になったPHPの脆弱性への更新対応が完了したということになります。
深夜に問題が公表されて、翌朝には対応済み。
サーバー管理会社の迅速な対応には感謝ですね。
もちろん、バージョンが更新されたからといって、ホームページ全体の安全性が保証されたわけではありません。
WordPress本体やプラグインなど、ほかにも確認しておくべきところはありますし、更新によって何か不具合が発生していないかも確認する必要があります。
それでも、今回の報道を受けて最初に気になっていた部分については、ひとまず前進したというところでしょう。
もし深夜に対応できる人がいなかったら?
今回、もう一つ気になったことがあります。
自分のホームページの状況を確認した後、関連するニュース記事をいくつか見ていたのですが、ホームページを停止したり、メンテナンス状態にしたりする対応についても目にしました。
そこで思ったんです。
「これ、対応できる人がいない会社だったらどうするんだろう?」
大きな企業であれば、専門の担当者や外部の管理会社などが対応してくれる体制を整えているところも多いでしょう。
でも、小さな企業ではどうでしょうか。
ホームページを作った担当者が退職していたり、管理を外部に任せっきりにしていたり。
そもそも、自分の会社のホームページがどんな仕組みで動いているのか知らない経営者さんも少なくないと思います。
ましてや今回のように、深夜に突然重大な問題が報道された場合です。
「担当者はもう帰っています」
「明日の営業時間になってから確認します」
という状況も十分考えられます。
もちろん、今回のような問題が発覚したからといって、すべてのホームページが直ちに危険な状態になるわけではありません。
それでも、対応が必要な状態なのかどうかさえ判断できないというのは、ちょっと怖いですよね。
働き方改革と緊急対応の難しさ
最近は働き方改革によって、時間外労働を減らす取り組みが進んでいます。
私自身も普段の仕事では、労働時間の制限を意識しながら業務を進めています。
ですので、仕事が終わった後まで対応しなければならないという考え方が正しいとは思いません。
ただ、今回のような緊急事態が発生した場合はどうでしょうか。
「営業時間外だから対応しない」
これで済ませられる問題ばかりではないと思うんです。
かといって、担当者に24時間いつでも対応できる状態を求めるのも無理があります。
となれば、必要なのは個人の頑張りではなく、緊急時に誰が、どのように対応するのかという仕組みなのでしょう。
例えば、重大な問題が発生した時には管理会社から連絡が入るとか、担当者が不在でも別の人が状況を確認できるとか。
自社で対応できないのであれば、対応してくれる外部のサービスを利用するのも一つの方法です。
私の場合は個人で好き勝手に運営しているブログなので、夜中でも気になれば確認します。
でも、企業として運営しているホームページであれば、そういう個人の判断だけに頼るわけにはいきませんよね。
今回の出来事は、そういった危機管理の難しさを考えるきっかけにもなりました。
海外からの不自然なアクセスも気になる
実は私のブログでは、最近もう一つ気になっていることがありました。
海外からの不自然なアクセスが増えていたんです。
特に中国からのアクセスが急増していた時期があり、普段のブログ閲覧とはちょっと違う動きをしていました。
今回のPHPの問題を確認するついでに、こちらについてもチャッピー先生に相談してみました。
すると、いくつかの可能性が考えられるとのこと。
例えば、検索エンジンなどが情報を収集するために巡回する「クローラー」と呼ばれるプログラムの影響。
あるいは、ホームページに弱点がないかを調べるような自動アクセスの可能性などです。
もちろん、今回のPHPの脆弱性と関係があると分かったわけではありません。
実際、現在では中国からのアクセスもかなり減っています。
それでも、何が原因だったのか分からないというのは、あまり気持ちの良いものではありませんね。
普段なら「今日はアクセスが多いな~」と喜んでしまうところですが、アクセスが増えることが必ずしも良いことばかりではないようです。
AIが進化するほど危機対応も重要になる?
そして今回の出来事で、改めて考えたのがAIの進化についてです。
私は最近、AIを使っていろいろな仕組みを作っています。
以前なら専門知識がなければできなかったことも、AIに相談しながら進められるようになりました。
今回のPHPの問題についても、私一人だったら何を確認すればいいのかさえ分からなかったと思います。
そういう意味では、本当に便利な時代になったものです。
ただ、便利になるのは私たちだけではありません。
AIの進化によって、これまで発見が難しかったプログラムの弱点が見つかりやすくなることも考えられます。
一方で、その技術を悪用して弱点を探したり、攻撃を仕掛けたりすることも容易になっていくかもしれません。
つまり、守る側も攻撃する側も技術が進化していくということです。
そう考えると、これまでのように「ホームページは作ったら終わり」という考え方では、ますます通用しなくなっていくのでしょう。
変化についていける準備をしておきたい
今回の件では、私は専門的な対処ができたわけではありません。
報道を聞いて、自分の環境を確認して、必要な対応が行われているかを調べただけです。
それでも、何も知らずに朝を迎えるのと、状況を理解したうえで朝を迎えるのとでは、随分違うように感じます。
もちろん、世の中のすべての情報を追いかけることなんてできません。
ただ、何か問題が起こった時に「自分には関係ない」と決めつけず、一度確認してみる。
分からないことがあれば調べる。
自分で対応できないことであれば、誰に相談すればいいのかを把握しておく。
そんな小さな積み重ねが、これからはますます重要になるのではないでしょうか。
技術の進化は本当に速くなっています。
昨日まで安全だったものに、今日突然問題が見つかることだってあります。
そして、昨日までできなかったことが、今日には簡単にできるようになっていることもあります。
私自身、AIを使い始めてからのこの1年ほどで、できることも考え方も随分変わりました。
これから先は、もっと速いスピードで世の中が変わっていくのかもしれません。
そんな変化に振り回されるだけではなく、できる限り対応できる側にいたいものです。
何かが起こってから慌てるのではなく、何かが起こった時に動ける準備をしておく。
今回の深夜のニュースは、そんな当たり前だけど大切なことを改めて考えさせられる出来事でした。