子供の頃の夏休み初日って、朝からワクワクしていました。
「今日は何をしようかな。」
「海に行こうか。」
「友達と遊ぼうか。」
朝起きた瞬間から一日が長く感じられ、夕方になってもまだまだ遊び足りないくらいでした。
ところが大人になると不思議です。
朝起きて、とりあえずコーヒーを飲み、スマホを眺めているうちに昼になり、「暑いから外に出るのもなぁ」と思っているうちに夕方になります。
「あれ?今日何してたんだろう?」
そんな一日になってしまうことが増えました。
もちろん、仕事が忙しい時は「休みたい」と思います。
ですが、いざ休みになると身体は休めているのに頭は仕事モードのまま。
月曜日から始まる現場。
見積りの返事。
材料の納期。
職人さんの予定。
そんなことを何となく考えてしまい、完全に休みになりきれません。
だからと言って何か趣味に没頭するわけでもなく、ボーっとテレビを見たり、YouTubeを見たりしていると、あっという間に一日が終わります。
ただ、これは悪いことばかりではないのかもしれません。
身体が「今日は休ませてくれ」と言っているサインなのかなとも思います。
普段は暑い現場を回り、車で移動し、電話を掛け続け、見積りを作り、夜にはブログを書いて…。
自分では平気だと思っていても、身体は思っている以上に疲れているのでしょう。
だから何もする気が起きない。
それも立派な休養なのかもしれません。
最近は「休みの日も充実させよう」という考え方が多くなりました。
旅行に行く。
キャンプをする。
資格の勉強をする。
副業をする。
もちろんそれも素晴らしいことです。
でも、人によっては「何もしない時間」が一番贅沢なのではないでしょうか。
時計を気にせず、予定も入れず、エアコンの効いた部屋でゴロゴロする。
子供の頃なら「もったいない」と思っていた過ごし方ですが、大人になった今では、それだけで十分価値がある時間に感じます。
まだ夏の連休前半戦は始まったばかり。
今日何もしなかったからといって、明日も何もしないとは限りません。
逆に、今日ゆっくり休んだからこそ、明日は少し出掛けてみようかなと思えるかもしれません。
そんな風に考えると、「ボーっと過ごした一日」も決して無駄ではありません。
たまには何もしない休日も、大人には必要なんでしょうね。