サッカーワールドカップが開幕し、寝不足の日々を送っている人も多いのではないでしょうか。
そんな中で話題になっているのが、スポーツ配信サービス「DAZN」に対する一部利用者からの批判です。
内容を見ると、契約プランの仕組みが少し複雑で、「月額980円だと思って契約したら実際は年間契約が前提だった」「解約条件をよく理解していなかった」といった声があるようです。
もちろん契約内容を確認するのは利用者側の責任でもありますが、サービス提供側としても誤解を招かない説明が求められる時代になっています。特にスポーツイベントのように短期間だけ利用したい人が多いサービスでは、こうしたトラブルは起こりやすいのでしょう。
そんなニュースを見ながら、私は少し違った感想を持っていました。
「DOCOMOを使い続けていて良かったな」
ということです。
私は20年以上DOCOMOユーザーです。
最近は格安SIMも充実していますし、通信料金だけを考えれば乗り換えた方がお得だった場面も何度もありました。
それでも仕事柄スマートフォンの通信量が非常に多く、毎月ほぼ上限近くまで使うので、現在は大容量プランを利用しています。
そのプランの中に「dアニメストア」と「DAZN」が含まれていました。
dアニメストアは以前から利用していたので、それだけでも十分ありがたかったのですが、DAZNについては正直なところ契約当時はあまり興味がありませんでした。
「付いてくるなら使うかもしれない」
その程度の感覚です。
ところがワールドカップが始まってみると状況が変わりました。
地上波では放送されない海外同士の試合や、日本戦以外の注目カードも気軽に視聴できます。
サッカー好きにとってはかなり魅力的な環境です。
もし個別にDAZNを契約していたら、料金や契約条件を比較したり、期間限定で加入するか悩んだりしていたと思います。
しかし私はプランの中に含まれていたので、追加負担を意識することなく利用できています。
こういう体験をすると、長年同じキャリアを利用し続けるメリットもゼロではないなと感じます。
もちろん、サービスを使わない人にとっては全く価値のない特典です。
実際、私自身もワールドカップが無ければDAZNをほとんど開かなかったかもしれません。
しかし、趣味や生活スタイルと偶然一致した時には、「思っていた以上に得をしていた」と感じることがあります。
一方で、ここで少し不思議に思うことがあります。
DOCOMOはもっとこのメリットを宣伝しても良いのではないでしょうか。
最近見かける携帯会社の広告は料金比較やポイント還元が中心です。
しかし今回のように、
「DAZNが見放題」
「dアニメストアも利用可能」
「スポーツもアニメも楽しめる」
といった体験価値を前面に出している印象はあまりありません。
実際、私自身もプラン変更時に説明を受けて初めて知ったくらいです。
もしワールドカップのタイミングに合わせて、
「実はDOCOMOならDAZNも使えます」
という宣伝をもっと積極的に打ち出していれば、興味を持つ人も少なくなかったのではないでしょうか。
企業の広告というのは、商品やサービスの良さを伝えるだけではありません。
利用者自身が気付いていない価値を発見してもらうことにも意味があります。
今回のDAZN騒動を見ていて感じたのは、サービスそのものの価値以上に、「どう伝えるか」が重要だということでした。
どれだけ良い特典が付いていても、知られていなければ存在しないのと同じです。
逆に言えば、私のように実際に使ってみて初めて便利さを実感した人間が、こうしてブログで発信することも一つの宣伝なのかもしれません。
ワールドカップという大きなイベントのおかげで、私は思わぬ形でDOCOMOを使い続けてきたメリットを感じることができました。
携帯料金だけを見れば、もっと安い選択肢はあったかもしれません。
それでも今回ばかりは、
「DOCOMOを続けていて良かった」
そう思える出来事でした。