今年は色んなことが急激に変わり過ぎて、なんだか身体も頭も追いついてきません。
まずは「暑さ」ですね。
朝晩は4月下旬でも肌寒く感じる日には暖房をつける日もあったくらい。
日中でも、暑い日でも窓を開ければ快適に過ごせるくらいでした。
しかし今週に入ると一気に変化。
日中は窓を開けても暑さに耐えれず、冷房をつける日が出てくるくらいになりました。
それなのに夜になると寒暖差が激しすぎて、「普通ならちょうど良い気温のはずなのに、なんか寒い…?」と感じて、冬の厚手の上着を引っ張り出して着たりしています。
本当に真夏になれば、夜に窓を開けていると気持ちいいくらいの気温なんでしょうけど、今はまだ身体が全然追いついていない感覚。
以前から「暑熱順化が必要」なんて話題はありましたが、今年はその順化するための時間すら与えてもらえないような気温変化ですよね。
2024年も「春先から暑い」と言われていましたが、それでもここまでの暑さは5月下旬頃だった記憶があります。
それが今年は5月中旬、下手すると上旬の段階でもう同じような暑さ。
人間ですらキツいと感じるわけですから、農作物への影響もかなり不安です。
既にコメや野菜では、変形したものが出てきたり、生育不良の話が出始めています。
これから夏本番になった時、食料関係はさらに不安が増えていくのかもしれませんね。
そして、もう一つ変化についていけていないのが「頭の中身」。
仕事を20年以上やっていると、ある程度「これはこのくらい」という価格感覚が身体に染み付いています。
この工事ならこのくらい。
この材料ならこのくらい。
長年やっていると、ある意味“感覚”である程度の見積りが出来るようになってくるんですよね。
もちろんここ数年でも値上げは何度もありました。
そのたびに少しずつ感覚とのズレは発生していたのですが、これまでは多少間違えても「利益がほとんど無かったな」くらいで済むレベルでした。
しかし今回のナフサショック由来の値上げは、ちょっと次元が違います。
値上げ幅が大きい。
しかも影響を受ける範囲が広すぎる。
さらに厄介なのが、「まだ正式価格が出揃っていない」という部分。
これが本当に怖いんですよね。
昔の感覚で軽く返事してしまうと、とんでもないことになる。
例えば、
「トイレの壁紙だけ貼り替えたいんだけど、いくらくらい?」
と聞かれた時に、昔の感覚のまま答えてしまったら普通に大赤字になりかねません。
今までは多少の誤差なら吸収できましたが、今回ばかりはそのズレが致命傷になるレベル。
仕事を長く続けてきたからこそ染み付いている“過去の感覚”が、逆に危険になってきている感じすらあります。
気候の変化で身体感覚が狂い、
急激な値上げで仕事の感覚も狂う。
今年は本当に「今まで通り」が通用しない年ですね。
ただ、嘆いていても環境は元に戻らないので、こちら側が合わせていくしかないんでしょう。
身体も、頭の中も、一回リセットして再調整していく時期なのかもしれません。
しばらくは時間を掛けながら、自分自身をファインチューニングしていきたいと思います。