一般的にゴールデンウィーク明けって、毎年何かしら空気が変わるタイミングです。
休み前までは「とりあえず連休まで頑張ろう」で走っていたものが、一旦止まることで色々と冷静に考える時間が出来ます。
そして、その“冷静になった時間”が良い方向にも悪い方向にも動きやすいんですよね。
よく聞くのが、
「連休明け会社に行ってみたら若手社員が来ていなかった」
という話。
特に新卒1年目や転職して間もない人に多い時期です。
4月は入社したばかりで、とにかく覚えることだらけ。
周りも忙しく、本人も「こんなものなのかな」と流れについていくのが精一杯です。
しかしゴールデンウィークで一度気持ちが切れます。
そのタイミングで親戚や友人と会い、
「うち残業ほとんど無いよ」
「有休普通に取れるよ」
「給料もっと貰ってるよ」
なんて話を聞くと、
「自分の会社ってなんか違うんじゃないか?」
と考え始めるわけです。
ただ、この“他人との比較”って結構難しいんですよね。
自分は不満を中心に話しがちですし、相手は良い部分を中心に話しがち。
仕事内容・責任・拘束時間・通勤距離・人間関係などを全部無視して、給料や休みだけ比較すると、どうしても隣の芝生が青く見えます。
実際には、
「どこの会社でも最初の1年はそんなものだった」
なんて事も普通にあります。
もちろん本当にブラックな環境もあります。
ですが、“休み中の勢いだけで辞める”というのは、後から冷静になると勿体なかったというケースも少なくありません。
逆に会社側も、この時期はかなり重要。
「若手が辞めるのは根性がないから」
で片付けるのではなく、
- ちゃんと教えられていたか
- 放置状態になっていなかったか
- 愚痴しか聞こえない環境になっていなかったか
- 将来像を見せられていたか
こういった部分を見直すタイミングでもあると思います。
そして今年のゴールデンウィーク明け。
建設業界では“退職問題”以外にも大きな変化が起こりそうです。
ここ最近ずっと話題になっている材料問題。
内装メーカー各社から、
- 価格改定後の新価格発表
- 既存契約物件への旧価格適用可否
- 出荷停止商品の再出荷
- 供給制限の継続判断
などが、連休明けに一気に出てくると言われています。
つまり、休み前と休み後で状況がガラッと変わっている可能性があるわけです。
特に怖いのが、
「休み前の感覚のまま動いてしまうこと」
です。
「いつも通り頼めば入るでしょ」
「まだ旧価格でいけるでしょ」
という感覚で動くと、思わぬトラブルになる可能性があります。
逆に、早めに情報収集している会社ほど、
- 価格変更への対応
- 在庫確保
- 元請けへの説明
- 工程調整
などを先回りして動けます。
建設業って、結局“情報を早く掴んだ人が強い”部分がかなり大きい業界なんですよね。
さらに今年は、休みボケしている暇が無いくらい変化量が多い印象です。
まだ木金まで休みにしている会社もあるようですが、先に動き出す人達は既に情報戦を始めています。
「連休終わったか~。仕事行きたくないな~」
で終わるのか、
「まず何が変わったか確認しよう」
で動くのか。
この差が、5月以降かなり大きく出そうな気がしています。
連休明けって、身体を仕事モードに戻すだけでも大変ですが、今年はそれ以上に“状況確認”が重要なタイミング。
特に建設業界の方は、
- メーカー情報
- 問屋情報
- 現場状況
- 価格改定情報
この辺りを早めに整理しておきたいですね。