この仕事。
長くやっていると必ず出てくるのが
「お前の仕事なんかもう出来ない」
「他で頼むから取引しない」
「もう連絡しなくていいです」
いわゆる――
「モ~ムリ!」案件。
正直、数えきれないほどあります。
私の方から「この監督さんの仕事はモ~ムリ」となったこともありますし、
逆に職人さん側から「アンタの仕事はできない」と言われたこともあります。
でも不思議なことに、
現場で再会すれば普通に挨拶するし、
業界の集まりで会っても世間話くらいは普通にする。
周りに言うと
「そんなの無理」
「会ってもガン無視」
という声も多い。
でも建設業って本当に狭い世界。
嫌な空気を出し続けるメリットなんて、ほぼゼロなんですよね。
「モ~ムリ」の正体は感情の未処理
仕事が終わる理由って大体このどれかです。
- 金銭トラブル
- プライドの衝突
- コミュニケーション不足
- 一方的な誤解
問題は「取引が終わること」じゃない。
問題は
感情の整理が出来ないまま終わること。
ここが出来ていると、再会しても普通でいられる。
出来ていないと、ずっと尾を引く。
私はこれまで、幸いなことに
「金銭的遺恨を残さない形で離れる」
という部分だけは守ってきました。
これ、実はめちゃくちゃ大事です。
男性脳・女性脳という視点
よく言われる話で、
- 男性脳 → 問題を分離して処理する
- 女性脳 → 関係性で記憶する
なんて話があります。
もちろん完全に分かれるわけではありませんが、傾向としては面白い視点です。
■ 男性脳的な人間関係
- 「仕事は仕事」
- 感情と切り分ける
- 一度揉めても再取引可能
■ 女性脳的な人間関係
- 関係性重視
- 傷ついた記憶が残る
- 一度壊れると修復困難
私はどうかというと――
仕事では男性脳。
プライベートでは女性脳。
これがまたややこしい。
男女関係で「モ~ムリ」になる理由
正直に言うと、
私は男女関係の方が圧倒的に苦手です。
交際がうまくいかなくなった時、
連絡を取り続けるのが難しい。
結果、過去の交際相手とは一切連絡を取っていません。
一方で、離婚後も仲良しという人もいる。
あれをずっと不思議に思っていました。
でも最近思うんです。
もしかして――
仕事で私がやっていることと同じことを
プライベートでも出来る人なんじゃないか?と。
上手な人は「関係を終わらせない」
仕事でもプライベートでも上手な人は、
- きちんと話す
- お金を整理する
- 感情を整理する
- 相手の立場を理解する
そして
「完全に敵にしない」
ここが決定的に違う気がします。
人間関係は切ることは簡単。
でも
「いつ再接続しても大丈夫な状態」で終わらせるのは難しい。
建設業は特に再会率が高い
建設業界は本当に狭い。
5年前揉めた人と、
別の元請けで再会。
なんてザラです。
その時に
- 気まずい顔をするか
- 普通に挨拶できるか
ここで仕事の幅が変わる。
結局、仕事がしやすい人とは
結局のところ、
- 感情を引きずらない
- お金で揉めない
- 表で悪口を言わない
- 別れ際を丁寧にする
この4つが出来ている人は強い。
そしてこれ、
仕事でもプライベートでも同じ。
最後に
人間関係って難しい。
でも
「何もなかったように普通に話せるポジション」
ここに居られる人は強い。
私自身、
仕事ではそれが出来ている。
ならばプライベートでも出来るはず。
人間関係の「モ~ムリ」を
完全終了にするのではなく、
“一時停止”に出来る人になりたい。
そうなれたら、
仕事もプライベートも
もう少し楽になるのかもしれません。