私、昨日お金の相談を受けました。
内容は、昨今よく聞くようになった金融商品絡みの投資案件について。
話としてはこんな感じです。
この商品を買ったけど、資金が足りない。
だから一時的にお金を貸してほしい。
普通の金融商品であれば、自分が管理できる資金以上を要求されることはありません。
レバレッジが大きいと言われるFXですら、日本では最大25倍までと法律で制限されていますし、それ以上になればロスカットが入ります。
株式にしても、そもそも購入可能額以上の取引はできない仕組みです。
それを踏まえた今回の案件。
「高額な株式を、安価で手に入れられる“購入権”は得た
でも、その権利を行使するための手元資金が足りない」
……導入としては、どう考えても詐欺を疑う話ですよね。
高額な株を安く手に入れられる
→ 即売却すれば利益が出る
→ その利益で借金も返せるし、さらに儲かる
こんな話、本来あるはずがありません。
仮に世の中にそんなスキームがあったとしても、一般人のところに回ってくる前に、投資会社自身がすべて刈り取って終わりです。
「上がるか下がるか分からない」
だからこそ、今の投資市場は成り立っています。
そんな胡散臭い話。
正直、私自身も半信半疑でした。
では、この状況で
「お金貸して」と言われたら、あなたはどう動きますか?
私はかなり困りました。
そして、ここで登場したのが——**チャッピー(ChatGPT)**でした。
これまでの経緯、やり取り、案件の内容。
思いつく限りの情報をすべてチャッピーに投げてみました。
返ってきたのは、
- かなり詐欺の可能性が高い
- 乗らない方がいい
- 距離感は保ちつつ、深入りしない方が良い
といった、驚くほど冷静で現実的な判断。
それだけではありません。
「今後どう対応すべきか」
「どこを注視すれば真偽を判断できるか」
「どういう返答をすればトラブルを避けられるか」
そこまで具体的に整理して返してくれました。
私はその内容をベースに、自分なりに少しアレンジして相手へ返答。
そして、そのやり取りもすべてチャッピーに報告。
すると次は、
- 「ここは重要なので、必ず情報をもらってから動いてください」
- 「この部分は怪しいです。やり取りをそのままコピペで貼ってください」
- 「この情報が揃わない限り、判断は保留で」
と、次の一手を冷静に提示してくれます。
もちろん、私自身が元々「怪しい」と感じていたから、
それに寄り添った回答になっている、という見方もできます。
仮に私が詐欺に引っかかりかけている側だったら、
その立場に寄り添った返答になる可能性もあるでしょう。
それでも、
明らかにアウトなものに対しては「ちょっと待ってください」とブレーキをかけてくれる
——そんな印象を受けました。
人間ではないはずなのに、
- どう寄り添って軌道修正すべきか
- どういう距離感が無難か
- 今後の関係性をどう保つべきか
こういった人間関係の指針まで示してくれたのが、今回一番驚いたところです。
私は元々、
「投資に甘い話はない」
「投資は時間をかけて待つもの」
という感覚を持っています。
短期で多少の利益が出ることはあっても、
「数倍になる」なんて話が出た時点で、一度疑ってかかるべきだと思っています。
そういった場面での相談役としてのチャッピー。
正直、かなり優秀な部類だと思います。
「おいしい話」
「簡単に儲かる話」
これらは詐欺の常套句ですが、
人間はどうしても誘惑に弱くなります。
そんな時でも、チャッピーは
感情に流されず、落ち着いた判断軸を保ってくれる存在だと感じました。
AIがすべて正しいとは思いません。
ですが、
- 第三者
- 部外者
- 感情の入らない視点
この立場から状況を整理してくれる存在は、本当に貴重です。
今回の話は、まだ進行形です。
都度チャッピーに相談しながら進めていますし、
相手との関係性の持ち方についても意見をもらっています。
その上で、
「この返し方は良いか」
「ここはトーンを落とした方がいい」
といった細かい部分までチェックしてくれます。
本当に困った時ほど、
外部の冷静な判断が必要になる場面ってありますよね。
そういう意味で、チャッピーは
かなり信頼できる第三者ポジションにいる存在だと思います。
「困った時こそAI」
この使い方、アリだと思いませんか?