今日は銀行の担当者と打ち合わせする機会があり、新築住宅の融資状況について話を聞きました。
融資そのものはこれまでと大差なく通っているそうですが、顧客側の反応に変化が出てきているとのこと。
どうやら「新築を建てたい」と考えて金融機関に話を持ち込む前に、ファイナンシャルプランナー(FP)へ相談する人が増えているそうです。
FPという存在と住宅購入
FPは中立的に家計を診断し、将来にわたる資金計画をアドバイスしてくれる専門家。
聞こえは良いのですが、住宅購入を前提とした場合は少しやっかいな存在でもあります。
なぜなら、FPは「賃貸を推奨する傾向」が強いからです。
理由はシンプルで、新築を買ってしまえばその後の相談機会が減り、FPのビジネスが先細りするから。逆に賃貸であれば、ライフステージの変化ごとに「見直し相談」という形でリピートを取りやすい。
さらに「新築を買ったのに失敗した」と顧客から責められるリスクを抱えるより、無難に賃貸を勧めておく方が安全でもあります。
つまりFPの論理からすれば、買わせる理由があまりないのです。
新築か?賃貸か?永遠のテーマ
もちろん、新築と賃貸のどちらが得か?という議論は昔から決着がついていません。
- 賃貸のメリット
転職・転勤などで動きやすい/修繕コストを負わない/ライフスタイルに合わせて住み替え可能 - 新築のメリット
資産として残せる/老後に住居費を大きく抑えられる/間取りや仕様を自由に選べる
物価高・転職市場の活況・将来の不確実性を考えると、「まずは賃貸で様子を見る」という選択肢は合理的に見えます。
しかし、将来的に持ち家にしたい気持ちがあるなら、早めに購入して住宅ローンを返済していく方が結果的に安心という見方も根強くあります。
「お金」の使い道は誰が決めるのか
最終的に大事なのは「お金の使い方を自分で決める」ということだと思います。
FPに相談するのも一つの方法ですが、相談には当然費用がかかります。
「住宅を買いたい」と考えている人が、さらにFPにお金を払う余裕があるのなら、その分を頭金に回すほうが合理的ではないか?とも思います。
人任せにせず、自分自身で「今後の収入」「リスク」「ライフプラン」をしっかり考えて決めることが、最終的には一番納得できる選択につながります。
まとめ
- 銀行の融資は変わらず通っている
- しかし顧客側はFPに相談する人が増加
- FPは賃貸推し → 新築購入を後押ししにくい
- 賃貸・新築のどちらにもメリットがある
- 最後は「お金をどう使うか」を自分で決めることが重要
住宅購入は「一生に一度の大きな買い物」と言われますが、実際は一生の中で何度も住まい方を考え直すチャンスがあります。
FPや銀行員の意見を参考にするのは良いですが、最終判断は自分自身のお金観で下すべきだと感じました。