今回の選挙。一部での争点として上がっているのが「教育」分野への改革です。というか実際言っているのは再生の道くらいですけど。
リハックで各党の代表の人が出演して方向性であったり政策であったりを話しているのを聞いたのですが、「大学組織の在り方」という部分について考えさせられる部分が沢山ありました。
小学校・中学校・高校というのは、次のカテゴリに向けての受験勉強であったり内申での進学であったりがあるので、真面目に勉強したりしますけど、社会に出る為のステータスとしての「大学卒」というのを付ける為に必要な関門は「大学入試試験」だけと言ってもいいほど卒業への壁はほとんどありません。むしろ単位さえ取れればインターンしようがバイトしようが学生企業しようが遊んでようが何してても基本的に問題ありません。
ですが、社会に出た時の「大卒」というのには、やはり高卒に比べてスキルを付けて即戦力として入ってきて欲しいところです。「大学に入学できた」という成果だけで実際は高卒と同じレベルと同じだけ教育時間も掛かれば返ってくる質問も同じようなレベルの人が多いですし、大卒で何を身に付けてきたのか分からない子が多いです。
大学院を目指すような子になると、大学の間でも何か身に付ける為にしっかり学んでいますけど、まだそんなこと社会で会って無いので何とも言えないところです。
ホリエモンが「東大に入学という実績作ったからすぐ辞めた」なんてこと言われていましたけど、実際大学での関門は「入学」なので入学実績さえ作ってしまえばそれからすぐに社会に出ていっても大卒と変わらない能力判断をしてもらえるの状況なのだと思います。
海外の大学って「入学するよりも卒業するのが大変」と言いますが、日本の大学は「卒業より入学が大変」となります。
次のカテゴリがある小中高の段階においては今のままでも良いでしょうけど、一般的に最終段階とされている大学については出口を厳しくするような制度設計が必要だと思います。
そしてもう一つ気になる点が。
今回言われているのが「学校の先生が賃金も含めもう耐えれないほどの状況だ」と言われていますが、保護者の負担に関しても耐えれないほど負荷が掛かっているように感じます。
私の小さい頃は子供が勝手に自分で鍵空けて帰ったりしていましたし、習い事でも自身で勝手に行っていました。更には中高生くらいになれば雨だろうが雪だろうが自転車で勝手に学校行っていましたし遊びにも行ってました。
現代の保護者って「子供を1人で家に居させるのはネグレクト」とか、習い事は「保護者が送迎すべき」とか「雨とか雪とか降ったら親が送ってあげないといけない」みたいな風潮になっています。
さらに中学校レベルでは部活動も私たちの学生時代のように活動できないので、保護者が地域施設を借りてボランティアとして部活的な活動をしている所もあります。
これまでの学校の先生の犠牲の上に成り立っていた学校活動が、先生に負担がありすぎるから先生の軽減をさせた結果、その先生が負担していた部分が全部保護者の方に負担が回ってきています。
お金を払ったからと言って誰かがその負担を負えるほど人が居る状況でも無いですし、政治を変えたからと言って早々対応できるものでもないですけど、何かしらの方策を考えていかないと保護者の方も潰れちゃいますよね。
少子化問題で、お金の方がクローズアップされる機会が多いですけど、子育てについての保護者負担部分が大きすぎるのも子供を作るのを敬遠する要因になっていると思います。実際他に楽しいコンテンツが膨大にある中で面倒って思っちゃったら中々そこに結び付いていかないですよね。
「教育」という部分についてもっと考えていかないといけない時代になってるはずなんですけどね~。