所得税課税の壁「103万円の壁」が123万まで引き上げが決まって二月。協議の再開から出てきた政府与党の提示が「年収200万までの低所得者に限って160万まで」という、聞いて呆れるほどの提案だったようです。
私も幾度も記事にした就職氷河期世代は現状、それぞれの所属先において幹部であったり重要な役職であったり、役職無くとも指導する立場になっています。
賃金がなかなか上がらずとも、苦労してても強制的に納税させられる「源泉徴収」という機能によって苦しい想いをしています。苦しくても頑張って年収が上がってきたタイミングで今度は「年収が上がった人はこの引き上げの対象になりません」というような政策です。
今の水準で考えると、私たちが新卒で入社したタイミング(低賃金時)に現在の控除案が実施されていたのであれば仕方ないと思いますが、低賃金時にもしっかり税金取られ、賃金が上がってきたら控除してもらえる部分から対象外になり、若い世代には追い越されるような状況になり、高齢者になっては年金すらままならないような政策です。
小さな頃から未来の老後まで救われるような事は一生涯無いんだなというのが現在の政策。
今の10代、20代は救われるかもしれません。30代もギリギリマシな方かな?40代、50代は非常に苦しい。60代以降はほとんど現行制度でいけるのでまだ何とかなる人が多いかと思います。
人口が高齢者の方が多くなるので、年金を支えないといけないという高齢者優遇。併せて若者世代を・これからの子供を支えないといけないという事で子育て優遇。そこを支えるのは現役世代という事になります。貧困世帯や生活保護を支えるのも現役世代。
ですがこの支えることを至上命題とされている現役世代は、これまでもこれからもずっと支えられてこなかった世代です。それが源泉徴収で自動的に吸い上げられています。なんだったらその吸い上げる量はどんどん増えています。
「物価が上がれば収入上げないといけないでしょ?上げたらちゃんと吸い上げてあげるからね!でも働き方に関する苦情も多いから、働くのは別のとこで働いてね」という謎な政策ばかり並んでいます。
もうサッサと現状の政治は廃れて無くなってしまえばいいのにって思うのは私だけでしょうか?
壁の撤廃もガソリン税の撤廃も一向にする気配のない自民党。会社の社員でも生かさず殺さずが鉄則なはずなんですけど、政治の方ではこれからの若い人と高齢者は生かして、現役世代は死んでも良いよって政策なんですよね。
もう少しみんな政治に関心持って「NO」を突き付けないと変わらないんだと思うんですけど・・・。世の中税金とか払いたくてたまらない人が多いんでしょうね。