手間な見積り急増中

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新築需要が下がっている中、ある程度資金に余裕のある人たちの新築があるのかなという感じの状況。その新築に問題があります。

需要が少なくなっているという事は、供給サイドは受注を取るのに必死です。全体的に売り上げとして下がってしまうという状況なので値引きはしづらいところ。ですので値引きする代わりに施主側の希望を最大限に取り入れるような、所謂「お客様様様」状態。

「私がお客様なんだからこれも聞いてね」というような、ちょっと前に騒がれたカスタマーハラスメントに近い事になっていて、現場監督も工程も組めないような変なものを作ったり材料の取り寄せに時間が掛かるようなものをギリギリに発注したりと現場の混乱がどんどん増えて行ってます。

ただでさえ人手不足と言われている状況でこのような対応されていると、段取りもままなりません。

合わせて困っているのがリフォームや大規模改修工事。

特に大規模の方に関しては、設計を任された会社も人手不足なのか下請けに投げるからなのか、図面は変な図面が届きますし、仕様はこれどうやってやるの?今の状況知ってる?というような事が山ほどあります。

質疑も出してもらっていますけど、意味不明の回答が返ってきて「これじゃ見積りしようがないんだけどどうしよう」なんて嘆いている積算担当者さんの声も聞こえてきます。

「この図面通りで実行しようとすると、まともな工事したら莫大な予算掛かるけど、入札になるし他社も仕事が減っているから群がってくるし、まともな工事しないような業者が取っていくようになるから、高くも出来ないし行っても引いても地獄」なんて嘆いています。

普通は使いたい材質・種類なども指定された上で図面を作っていかないと、金額もまちまちになります。

例えば子供を保育するような施設。

単純に図面に「長尺シート」としか記載されていない場合、厚さも種類も指定が無いので仕事を取る為だけで言えばサンゲツのエスリュームプレーンやタジマのパーマリュームプレーンのような一番安い商品で見積りしておけば安くなるので受注の可能性が高くなります。

しかし、利用用途を考えた時にはサンゲツのナーシングフロアやタジマのACフロア、東リのSFフロアなどの選択肢もあります。安全面からもクッション性は欲しいと思いますしね。

そうなると比較する材料が違うので単純に金額だけでは判断できません。

本来は設計をする段階で、顧客サイドの意向を汲み取り図面を作っていかないといけないところですが、受けた仕事を人任せにするからここら辺が雑になっています。周りから質疑がある度にコロコロ内容が変わっていきます。

最終的に当初と全く違う図面になっていってたりもするんですよね。

今では「見積り無料」というのが当たり前になっていますけど、これだけ世の中の状況が変わってきているとなると見積りも有料化していかないといけないんだなと思います。

設計はお金を貰って図面を書いているわけですよ。その設計が書いた図面を元に見積りをする側は見積り無料。ちょっと世の中おかしいですよね。

お金もらっている人が雑にやって、無料の人がそこを修正していってる状況。むしろ設計が無料で見積り有料の方がいいんじゃないですかね?設計は完成してやっと利益となる方がまともに仕事してくれそう。

こういった手間な見積りや工事が増えているせいで、下請けとして働く側は求められる仕事も増えるし人ももっと必要になっています。大手のように見積りだけやっている人を抱えているわけにもいかない中小の会社は益々疲弊していきますけど大丈夫ですかね?

投稿者: クロス

約20年のインテリア(内装工事)の実績から、住宅購入者のお悩み解決できたらいいなと思いサイトを立ち上げました。 これから住宅を購入検討されてる方へのアドバイスや、賃貸物件でのお役立ち情報も出せたらいいなと思っています。最近プライベートな記事も多いですが

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