103万の基礎控除の壁の方が騒がれていて、私もよく記事にしました。どちらも「引き上げ」が良いんじゃない?「撤廃」はダメでしょって言ってたんですけど、コッソリと106万の社会保険料の壁の方は撤廃で議論が進んでいます。
まぁ実際はもっと前から議論自体は言われてましたけどね。で、ですよ。社会保険料の壁の方が撤廃されたらどんなことが起こるでしょう?
扶養で払わなくて済んでいた健康保険料や厚生年金料も徴収されるようになります。もちろん会社と折半になるので、個人で全額払うわけではありません。厚生年金を払うという事は将来的に自分に返ってくる部分もあるのでメリットが無いわけでは無いですが、目に見えて手取りが減ってしまいます。
昨今の103万の壁で言われている手取りを上げようという方向から逆行するように手取りは減ってしまいます。
そこを軽減する為に、156万円までの社会保険料に関しては「会社負担の割合を増やして所得が減らないように対応」ということが言われています。
という事はですよ。100万くらい年間働いてくれるアルバイトを多数雇用するような特に飲食店とかでしょうかね。アルバイトにかかる人件費コストが20%くらいアップすることになっちゃいます。
コンビニのバイトもそうかもしれません。そういった雇用コストが上がるのに時給もどんどん上がりますし今の水準では早々に立ち行かなくなるのも確実ですが、費用がかさむのも立ち行かなく原因になります。
103万の壁も一旦123万になっていますが、おそらく150万付近になりそうな気がしていますし、特定扶養控除の水準も150万になっていますので、150万くらいが壁になってきそう。時給1200円くらいで考えると年1250時間、月に104時間、週に25時間くらいという事ですかね。
それでも会社にかかるコストは30万くらい上がるという事。
社会保険料は税金では無いと括られていますけど、実質税金と変わりありません。
年金の未納で赤い封書まで届くくらいになっちゃうと、資産の差し押さえなど強制執行されることがあります。強制的に取られるとなるとやはり税金ですよね。
所得控除をしない代わりにもっと強力な社会保険料を取るという無茶苦茶な方針を取っています。
来年の予算案が110兆円ほどの支出、80兆くらいの税収という無茶苦茶な予算を良しとしている財務省は仕事していません。「赤字だから税金をどっかから取らないとな~」って考えているだけですね。
これから物価もますます上がる中で「今までやってたんだから続けないと」みたいな政策をそのままで良しとするとかかるコストは増えるばかり。
続ける事と辞める事の取捨選択をしっかりしていかないと毎年財源不足で増税増税が終りませんね。学があり、一般から見ると高収入を得ているようなこういった人たちが考える事でもこの程度なんですから、ホントに終わっちゃうのかなって気がしてます。
ろくに資源も無い日本ですから、働いて働いてしっかり労働力とならないと国際競争でも太刀打ちできないんですけどね。昔の栄養ドリンクのCMの如く「24時間働けますか?」で闘う必要がありそうです。
抜本的に何か変えないとマズいんだろうな~。