来年から手取りが増えることを期待して選挙後から今回の特別国会追っかけてきましたけど、私からすると今回は残念な結果になっちゃった水準に決まったようです。
所得控除・基礎控除は103万は123万でほぼ決定。
スタートから上々の展開で、「30年変わっていないもの・物価も上がって最低賃金も上がって働けなくて困っている人がいる」というので世論も形成されていました。
空気がおかしくなり出したのは玉木代表の不倫問題が出た頃からでしょうかね。何があっても来年からは178万円で決めなければいけないという空気になりだしました。
将来的には178万円まで上げないといけないという合意を取れた部分は良かったですが、逆に天井が決まってしまったことにより「えっ?今じゃないよ?徐々に上げるよ?」ということでも問題無いような風潮になってしまいました。
根拠を持って始めた178万円。自公の反論としてグリーンがどこにあるのか分からないという表現をされたうえで123万円という金額を出されます。
別にグリーンもピンも178万じゃなくて200万でも300万でもいいんですよ。税金掛けて欲しくないんです。グリーンはどこ?って言ってる宮沢税調会長は、交渉の天井は178万でしょ。約束も将来的に178万ならいいんでしょ。こっちの根拠は物価上昇率ぐらいでいいでしょ。というスタンスで攻めてきだしました。
労働者にとっては「1円でも税金で取られたくない」というのが本音でしょう。ですが「財源」という理由を持って世論も178万まで上げなくてもいいんじゃない?という風潮に操作されていっています。
最終的に「123万円じゃ話にならない」と席を立ってしまったのが大失敗。
178万に固執するあまり123万じゃダメだと「対決」してしまっていました。
労働力の部分で特別扶養控除の方は150万まで上げられた点を見ても「学生が11月12月働けないって言ってたでしょ?そこはちゃんと上げるよ。幹事長の方で合意した将来178万もそこに向けての途中段階で123万に上げたからね」と体裁を保てる状況にしてしまいました。
解決に向けてであれば、「なんで123万なんですか!根拠を持って出してください」と交渉の場に居続けなければいけなかったですし、「財源が問題であれば税の振り分けの試算表を出してください。精査して使い方を指南します」というくらいの意気込みが必要だったことでしょう。
実際これまで「補正予算でこれだけ出すんだから予算はある」とは言っていますが、税の内訳が開示されていない以上、中身を見せてもらって話をしない事には始まりませんよね。
何よりも「今回の選挙で指示を得た」といっても、あくまでも28議席取っただけ。パワーバランスでは圧倒的に負けている状況です。実際自民党が組む相手は国民民主党だろうが立憲民主党だろうが維新の会であろうがどこでもいいんです。決定する場面で賛成してもらえるようになればいいんです。
ですから今回に限らず、交渉の場で下の立場にいる状況であれば、相手の弱みを握りつつ理路整然と交渉し続けなければいけなかったんですよね。
「野党の声は国民の声」と言われてますが、「与党に投票した人も沢山いることを考えると与党の声も国民の声」なんですよね。
「#国民民主党に騙されるな」が一時流行りましたが、対決しだしたところをみるとやはり騙されたのかなと思う部分があります。
解決する為に、根拠をもって2弾・3弾と追い打ちを掛けれるように政策を練って交渉の場に立ち続けて欲しいですね。