国政選挙のたびに話題になる「一票の格差」。毎回話題になりますけどある程度の是正は度々されています。それでも毎回話題になります。今回の選挙では最大2.06倍だったそうです。
今回の差の最大値は、最小の鳥取1区(22万4060人)最大の北海道3区(46万1457人)だったそうです。
でもそもそも鳥取県の定数は2に対して有権者数が45万人くらいしかいません。有権者のバランスを考えても適正と言える範囲でしょう。
逆に北海道は定数12に対して有権者数が430万人強。ただでさえどでかい北海道で選挙区を分けるとなると、ある程度多いところ少ないところは出るかもしれません。単純に割ったら35万程度になりますけど、多いとこはこうなるし、少ないところは20万台だったりするのかもしれません。かといって平均まで合わせれるようにするととんでもない範囲になっちゃったりしますよね。
それでホントに書きたいのはここから。
ある特定した日を基準として選挙区割りを均等になるように決めたとしましょう。
本当に一票の格差を基準として法律を作っていくとしたら、「絶対に引っ越ししないでください」「あの町が良いと思っても同一選挙区内以外の引っ越しは認めません」「若い世代の多い〇〇町が子供が多く産まれて18年後には格差が出来ちゃうので同じだけ産んでください」「××町は高齢化が凄くていっぱい亡くなられたのでこちらの街も亡くなってもらわないと格差が」みたいな極論的な政策が出来てきます。
実際にこの問題になっている選挙区を見てみると、鳥取県は高齢者の絶対数が多いと思われ、また若い世代の街への流出が続いている地域。相対的に最小地域という事が進んでいくでしょう。
逆に北海道の3区に関しては札幌市の割と人口が多い地域に見えました。日本ハムファイターズの本拠地の北広島市にも隣接しているようで、比較的若い世代の流入が多いのかなと推測します。そうなると益々最大地域として格差が言われそう。
格差に文句があるなら「北海道3区の人は鳥取1区に引っ越ししてください」という極端な話をしたくなっちゃいます。
それをしない為に、毎選挙ごとに選挙区割りを変更するとなるとどれだけの人間の手が割かれることでしょう?AIなどを使って簡単に区分けが出来たとして、今度はそこに住んでいる人間はどうでしょう?
今回の選挙では1区でした。次の選挙では区割り変更で2区。その次はまた1区。その次は4区。次は3区。みたいに毎選挙ごとに区割りが変わっちゃうことになります。もっと細かく計算されると「同じ1丁目に住んでるけど隣の人までは1区だけど、私の家からは2区」みたいに細かすぎて困る事になりません?
もう一つ絶対に格差にならない方法が、衆議院の定数465人をすべて同一選挙区として投票する方法。格差はありません。1票は1票です。ただ!これするとただの人気投票になっちゃいます。有権者全員投票したとして1~10位くらいまでが500万票、11位~100位くらいまでが10万票、465位くらいになると1000票とかになりのかもしれませんね。今回の投票率で言えば500票とかですか?500万票の人と500票が一緒って言うのもどうなんでしょうかね?
ということは今の選挙が悪すぎるわけでも無いでしょう。
さらに議員の数を減らせという方向にあるのに格差を減らそうと思うと北海道3区は二つに分けて一人増やしましょう。次に最大の地域も一人増やしましょう。みたいに増やすこと繋がります。
逆に鳥取を減らせとなったら鳥取は一人になっちゃいますし、最大の方に極めて近づきます。
凡その感想ですが35万人くらいの人口に対して1議席という区分けをしているのではないかと思います。人口の少ない地域ほど分母が少ないので誤差が大きいですし、北海道のように範囲が広すぎれば多い地域少ない地域が分かれるとも思います。
下手にあれダメこれダメとすることによって、それに付随する規制がどんどん増えていきます。これくらいの格差って許容範囲じゃないんですかね?これが問題だから「法律変える為に国会議員になります」という人もあまり聞いた覚えが無いです。あまり騒ぎすぎもどうなんでしょ?