今、物価が高いので改修工事を依頼したりも敬遠される方が増えています。
私たちが見積りに行っても「そんなにするんですか?高いですね~・・・YouTubeみながらDIYでも出来たりしますかね?」なんて聞いてくる人もいるくらい。
私たちも「ちょっと要領が良かったり、器用だったりすると問題なく出来ると思いますよ」と返事はします。
強いて問題があるとすると、電気工事は無資格者がやっちゃいけない事になっていますし、実際漏電火災などの「後戻りできない大惨事」になることもあるので電気工事は専門業者に頼みましょう。水道工事も同様に、きちんと漏水処理出来ていないと水漏れになったり、配管の接着や接続が上手く出来ていなくて大問題になることもあるので、この辺りも頼んだ方が間違いが無いですね。
逆に問題が無いのが大工工事や私たちの内装仕上げ工事。
工事期間の大部分を占める部分になり、人件費の意味でも一番かかる部分なので、ここが自分でやってしまうと限りなく安くなることになります。
本職の大工さんに頼めば2日・内装も1日といった程度の工事であっても、自分でやれば1週間かかろうが1年かかろうが問題ありません。
仕上りに関してもちょっとやそっと悪い仕上がりになっても「まぁ自分でやったからね~」と笑って済ませれます。
先程テレビ見てても「95万の工事が12万で済みました。」と言っていました。問題はここ。12万で済みましたといっても、あくまでもこれは材料費の部分。凄く安くなるから自分でやる事を進めるのも理解は出来ますが、この工事をする為に必要な電動工具などは自身で調達する必要があります。近頃では短期の工具貸し出しサービスをやっているホームセンターもあるようですけど、自身で道具を買い集めるとすぐに数十万必要になってきます。安い物をチョイスしても10万は超えるでしょう。
現場で働く職人さんたちはこの工具を基本毎日使うのでメンテナンスも出来ていますけど、DIYで使われるような家庭で単発的に使うと「次に使おうと思ったら動かなかった」みたいなこともしばしばあります。
安く上げる為に自分でやろうとしたのに、その度に工具買ってたら「ホントに安くなってる?」と思う事も。
会社員で自身の休みでやるとしても、時給1000円で考えても1日辺り8000円。アルバイトでもしてたら儲かるものが儲ける機会を失う事になります。
見積りを取ったら1日で終わる8万円の工事を自分で10日かけたら材料費分赤字の計算になりますよね。道具も買ってたらさらに赤字。
もちろん休みでグータラしているくらいならこれでもいいですし、表面的な8万円の出費よりも表面的な1万円の出費の方が良いということもあります。
自分がやりたくない事を請け負ってやるというのは商売の基本ではありますが、物価高でそうも言ってられなくなってる事でしょう。自身のやりたい事やらないといけない事出来る事をよく考えた上で発注する方が良いのか?自分でやる方がいいのかというのを考えた方がいいですね。
そしてケガをしてもすべて自己責任という事も考えておいてくださいね。仕事で無ければ健康保険効きますけど、仕事を休まないといけなくなったら本末転倒ですから・・・。