お盆前。メーカー各社情報収集の為か事務所にやって来ていました。その際に「値上げの噂あるけどどうなの?上がるの?」という問いに対して
『冬以降上がる予定はありますけど、まだ何も発表無いんで分からないんです。分かったら連絡しますね』
という返答だったんですよね。
時が来れば連絡があるだろうと、ボケっと待ってしまってたんですよね。
今日用事があってサンゲツのホームページに行ったところ・・・
「2024年8月1日 12月1日より価格を上げます。10%~15%です」って書いてあるじゃないですか。しかも通達日は8月1日。盆前に事務所に来た時には既に発表されていました。それにも関わらず担当営業はハッキリした事は言わず、分かりませんって言っていたのはいったいどういう了見でしょうか?
サンゲツのそんな発表を見てしまったのでリリカラも見に行ってみると・・・「8月2日付で値上げ発表」こちらも盆前にスルー対応だったという事ですね。
という事は既に発表から1月経っているにもかかわらず、工事店に対しては値上げの案内がありませんし、間に入るはずの問屋さんからも連絡ありません。連絡が無いという事はもちろん新価格の提示もありません。先日記事にもしましたけど定価設定の見直しをしてくれるのか?という話にも結論が出ません。
実際に商品を手元に収めてくれる消費者は「住宅など家を買ってくれる人」という事になります。家というのは様々な業者の商品を積み重ねて一つの建物を造っていきます。その見積というのは基本的には着工時には終わっており、価格を決めることで契約となります。となると現在の契約済みの物件は住宅レベルでも半年先まであったりするわけですよね。
基本的には工務店とは「単価を決めて自動見積りになっている」ところが多いです。個別に都度都度見積りを取る会社もありますが、わずかでしょう。
となると、今ハウスメーカーの方で契約の話に来ているお客さんというのは「来年の新築を目指している人」という事。その見積をする為には既に新価格を提示していないと契約も取れないということになります。
値上げは仕方のないことだとしても、価格の取り決めは早くしなければいけません。せめてある程度の値上げ幅を伝えないといけない責務があると思います。
となると施工店に対して値上げ幅も時期もすぐにお知らせするべきだと思うんですよね。そのお知らせをしないというのは職務怠慢というか殿様商売というかあまりにも対応が横柄ですよね。
自分たち内装仕上げ材メーカーだけでやってるつもりなんでしょうか。
この業界で働く者としては嫌なら辞めるしかないところですが、長く経験してきた仕事ですし続けたいと思う反面、こんな業者が幅を利かすような材料は使うの止めてしまってサッサと離れた方が正解なのかな?とも思ってしまいます。
これからの住宅市場には3Dプリンター住宅など、「これまでの住宅に使われてきた材料が使われなくなる」という状態が待っています。仕事が減っていくのが目に見えた状態のところでこういう事をしているというのは如何なものかと思います。
少なくとも今大手としてやっているメーカーの材料は使うの控えたいなと工事業者として感じています。