内閣総理大臣の岸田さん。次回の自民党総裁選への不出馬を表明されました。
その会見の中で言われていた事。「自民党が変わる・新生自民党を示す為に、透明で開かれた選挙、自由闊達な論戦が必要」という事を言われていました。
その為に必要な事が「私が身を引く事」であるとも言われています。
となるとですよ。【自分自身は自由闊達な議論もしてこなかったし、透明でも無く裏でアレコレやり取りがあったから辞めますよ。】という事になります。なんでもなく一旦は総裁選で自身が表で議論をしっかり交わして負けて辞めたなら理解出来なくも無いんですけどね。
さらに深読みすると【その状況下で参戦すると、自分が議論できないのがバレちゃうじゃん。後ろ盾が無いと困るんだって】と言っているようにも感じます。
さらにさらに。この今の段階で身を引く決断というのはもう一つの責任放棄も見え隠れ。先日の日向灘の地震以来発動していた「巨大地震注意」が出ている中であるという事。
昔からずっと言われている事ではありますが南海トラフの巨大地震が近づいているんでは無いか?という注意を促す為の巨大地震注意です。っということは巨大地震が来ればその対応に迫られることは必然として分かっている事。それが起こって自身に降りかかる前に「や~めた!」というのもあるんじゃないでしょうか?
その割には会見では「○○しなければならない、しなければならない、しなければならない」を繰り返していました。
内閣総理大臣として「○○しなければならない」と分かっている以上、表舞台にしっかり立って開かれた場面で、それこそ自由闊達な議論というものに自身が参加した上で負けたのであれば仕方ないと思う部分がありますが、そこをぜ~んぶ投げ出して「後の人に任せます」というのはあまりに無責任ではないかと思います。
あの会見の場で「○○しなければならない」というのは自由闊達な討論をする前の足枷を作るような発言でしか無く、自身が出ないのであればするべきではない発言。
まぁこのような人が続けてくれないという選択は、国民としてはむしろ歓迎するべきなのかもしれませんね。
東日本大震災の時の民主党政権の対応を批判される方も多くいましたが、「不測の事態」に対して必ず否定的な意見と肯定的な意見の両方が出る場面で、当時の最大限を対応してきたのではないかというものに対して、「予測の事態」に対して「私や~めた!」というのを考えると、ここで南海トラフの震災起こったら人災になっちゃう方が大きそうな気がしてきます。
問題が起こったことに対しても「関係各所に対応を指示しています」で終わっちゃいますし、不具合があったら「現場での対応に一任しています」で終わらせちゃうでしょう。
これから経済も政治も全体がガラッと変わってしまいそうな局面。ここで表舞台には立たずに「ただ一兵卒として」という活動に隠れようとしていますよね。表に立っていたら何か起こった時に負のイメージになっちゃいます。今は広島出身として核廃絶を目指したサミットの成功という実績だけを残した「未来では良い総理だった」という印象だけを残して引きたいという思惑でしょうね。
これから総裁選、新総理就任、新内閣発足からある程度軌道に乗るまでは巨大災害というのは起こらないで平穏で居て欲しいですね。