住宅建設においては、各商材ある程度在庫されていたりしますが、商品毎に納品までの期日が決められている事が多いです。
今国内で販売されている壁紙って10000点近くあります。品番は違っても商品が重複しているものもあるので実際はもうちょっと少ないかもしれませんけど、非常にたくさんの商品があります。
普段使われるようなサンゲツのSPやリリカラのLB、シンコールのSLPなんかは毎月かなりの量が出荷されているので在庫も多めに確保されています。
逆に総合カタログに載っているような商品や、一般品と言われるサンゲツのFINEやリリカラのLIGHTなどの商品は数がある割には出荷量が少ないのでそんなに多量の在庫は無い場合が多いです。全体的な出荷量が少なめのルノンなどのメーカーになれば更にこの傾向が強いです。
出荷動向がデジタル的に管理されるようになって、益々売れ筋商品を先行して製造、人気薄の出荷量の少ない商品は廃盤にする際に不良在庫とならないように製造制限をかけながら在庫調整されています。
昔以上に在庫のある商品・無い商品の差が激しくなっています。
それでもお客さん自体はこれまで同様に「全商品在庫があって当たり前」という感覚なのでしょうね。クロス施工日の前日まで色が決まらないという事もしばしばあります。
大手ハウスメーカーなんかでしたら事前に打ち合わせをして「〇〇日までには決めないと出来ない事がありますよ」なんて言う事をしっかりしていますが、昔ながらの地場工務店なんかでは未だに乗り込み前日までOKみたいな対応している所があります。
3年近く前になりますが、サンゲツの工場が火災発生で普段多数の在庫をしている量産品ですら買う事が出来なくなったという事象がありました。
必要な商品を必要なだけ製造するという風潮は近年どんどん強まっています。
ですので個性的な商品を決められるようなお客さんの商品は「在庫が無い」という事も増えてきました。
キッチンやユニットバスなんかはかなり早めの発注が無いと作れませんなんてこともあります。壁紙工事にもこういった早めに発注させるような体制がこれから増えてくるかもしれませんね。
大手のハウスメーカーの中には新築工事の着工時に決めておいてもらうという事もあります。2年程度で改変する壁紙においても早めに確保しておくという事が出来るのでトラブル機会が減りますね。
これから全体の流れが変わってくるかもしれませんね~。