世界各国のパビリオン建設が中々決定せず進まない状況の大阪万博ですが、開会まで1年4か月を切って良くも悪くも出来ることを進めて開催できるようにと準備も進んでいます。
そんな中で建設業にはある懸念が出始めています。
当初の予定通りに開発が始まっていれば、分散しながら資材が出ていくのですが、何も決まらない中で何とか開催する為にと、各資材が万博向けの確保され一般市場に出せない状況が出始めています。
例えば電線などは目に見えて確保され始めているようで、本来なら3年くらいで分散して出荷していくはずだったものが、この1年で必要という事になります。電気が無いなんてことは無いので必ず電線が必要になりますし、3年くらいで必要な物を1年で使うとなると他に回している余裕が無いほどまとまった数量が必要となります。
ということで各資材が一斉に確保され出しました。
内装仕上げ工事などでもどこでも使う可能性があり確保されてしまうものに、塩ビタイル、タイルカーペット、重歩行用長尺シートなどの床材を中心に確保され始めているようです。
事前に何を使うか予定されていた物であれば、順次準備をされてきたのでしょうけれど、突然大量の注文が入ってしまうと以降の製造ラインがその製品に独占されてしまい、別の商品の製造まで遅れが発生してしまうという事態も見え始めました。
今の段階ではまだ先々使われる材料の確保で話が終っていますが、これから今年の前半は基礎・コンクリート・鉄筋などの躯体関連の業種を中心に、後半にかけては造作大工・軽鉄工事・電気工事・設備工事・内装工事を中心に人員も取られていく事が目に見えています。おそらく来年4月ギリギリまで突貫工事ラッシュになってくるのでしょうね。
大量の人員を投入しようと思うととてつもない予算が必要になってくることでしょうけど、現状決まっている追加予算以上は出さないと言われているので、間に合わなくなってきたらワンサカ追加が出るのでしょうね。年末くらいからは私の所にもそういった要請来たりするのかな~?みんなで出稼ぎという手もあるかもしれませんね。
何はともあれ、自身で請け負っている大型工事がある方は、今のうちから十分に材料の確保依頼を掛けておいて、いざ工事の際に材料が無いという事が無いように準備しておきたいですね。