今日はちょっと勉強になった動画のご紹介。
今の日本では、超高齢化・少子化・生涯未婚率の増加など将来に向けての課題が目白押し。高齢化の方に関しては対応のしようがないですが、少子化の方に関しては対応できるでしょう。
という事で、政治の世界でも「出産支援金の増額・就学児への支援・学費の無料化(支援)」など様々対策をしようとしています。
もちろん結婚も含めての出生率アップへ向けた対応をされていますが、次の動画を見てもらうとそもそもの対策が無意味かもしれない事が伺えます。
動画前半部で、マウスを使った実験をしています。囲われた環境下は海に囲われた島国日本を連想させます。
一定の個体数になるまで増えたマウスは日本での高度成長期やベビーブームに置き換えられるでしょう。そこからの流れは経済格差の顕現、同性愛などの性の変化、少年少女等への性の対象となるようなロリコン化など、パワーバランスや性の変化が見え始めます。
そこからストーカーが発生したり、育児放棄的な事になったり、引きこもりが出てきたり、オスの闘争能力の減退、メスの攻撃的に変化、社会行動を学んだり育んだりできない個体が増えてきます。
そこから次第に受胎率の減少などの過程を進み、いずれ新たな個体が産まれなくなってきます。
これらの話はすべて「マウスでの実験」の話ですが、人間での実社会。日本においても聞いたことのあるようなニュースや状況がマウスの実験で既に現れています。しかも約50年も前の実験で、です。
ある程度人口が減っても再度増加していくという事が困難という事が、このマウス実験の終盤で話をされており、餌があっても異性に興味の無いビューティフルマウス(童貞・処女)という状況になってくるそうです。
そして動画後半では、男性の精子減少についても述べられています。世界中では取り上げられているけど日本ではあまり話題に上らなかった話題だそうです。
1973年から2011年までの間に精子の数や濃度が約半分に減少しているという研究結果が2017年に発表されているそうです。
先程のマウスでも生殖行動をしなくなってくるのと合わせて、生殖能力自体が減少してくる状況があるのがわかります。
そこから2022年まで引き続き調査されていくのですが、減少率がどんどん加速していっている事も調査結果が発表されています。
この後には生殖機能減退の理由が化学物質など様々な要因を語られていますが、原因といった部分はここでは割愛。
現在政府で行われている不妊治療なども、こうした精子の減少による影響にも治療という事でしょう。
しかし先述のマウスの実験のように、異性に興味を持つ人間の減少なども影響して、「種として残っていく可能性も減少する」という状況になっています。
実際、会社内の社員の子供たちや親戚の子供たちと話をした時には、中学生や高校生くらいでも「彼女(彼氏)はいらないし、結婚なんてしたくない」と言っている子供たちが多かったです。
という事はこれからも少子化は続いていきそうですし、パートナーが要らないという事は生殖能力の減退も示唆しています。
これから先も不安がいっぱいのお話になりますし、政治の力で改善しようとしてもどうにもならない事も多そうな気がしますね。
私自身はまだパートナー欲しいですし、生殖行動をしたい方なので何かいい機会はないものか?と思っているのですが、なかなか良い出会いというのも無いもんですね。
いろんな考え方や見方はありますけど、これは一つ勉強になる動画ですね。今後がどうなっていくのか心配だったりもします。

