皆さんは、バスケットのW杯日本対フィンランド戦は見られましたか?
日本は国際試合で勝てない、ヨーロッパ勢に勝てないなんて声も大きかったですし、実際に世界ランクでも下に位置しているのでちょっとやそっとじゃ勝ったりできません。
実際、第3Q終了時点では63-73でフィンランド絶対有利の状況でした。私自身も「どこまで追い上げられるかな・・・最終的に面白いゲームになったらいいな」くらいの気持ちで見ていました。
そこから、富永選手・河村選手の3Pシュートはバンバン決まるし、ホーキンソン選手を中心としたゴール下も激しさを増して、どんどん追い上げていきます。
漫画【スラムダンク】では、各ポジションごとに役割が明確化されていたので、宮城のPGはパス、三井はSGで3P特化、流川がSFですがオールラウンダー、桜木がPFでリバウンド特化、赤木がCでゴール下の番人といった形で描かれていましたが、実際のプロの人の競技はそれよりも断然上で、ポイントガードであっても3Pは打つしリバウンドもある、リバウンド取っているホーキンソン選手でも3Pシュートも打つ、三井的な冨永選手でもカットインしてゴール下に行ったりリバウンド取ったりもします。
各ポジションの区分けは表示上はされていますが、全員が【オールラウンダー】としてやっていけるだけの能力を求められているように感じました。
川真田選手が赤坊主ならぬ赤ロンゲの変わっているのも見た目に楽しめますよね。
スラムダンク好きなら思ったかもしれませんが、第4Qの残り7分頃。4点差になったころ、「また点差が開いたぴょん」と言われているかのようなタイミング。一気に追いつきすぐさま差を広げた辺りに【日本チーム強くなったな~】と思いました。
これまでだったら4点差まで迫ってもそこからズルズル離されるという光景が多かったと思います。
ここから頑張って予選リーグ突破して欲しいと思う反面、次にの相手はオーストラリア。
世界ランクで言えば3位対36位なので、確実に負けるという下馬評の中での試合になるでしょう。開催国で地元で試合できるというアドバンテージを考えてもかなり不利な状況。
試合する選手からすると「これは山王戦。誰が俺たちが勝つと思ってる?悪役でもいいじゃないか、勝ってやるぞ」という雰囲気ではないですかね?
体調的には満身創痍でしょうけれど、歴史を作るタイミングというのはいつもそんな感じでしょう。サッカーW杯で初勝利した時、初の決勝T進出した時のように他の競技でも歴史が変わるタイミングというのは、その当時に活躍していた選手がさらに上の能力を発揮してきた時にあらたな時代が開拓されてきたと思います。
今の選手で言えば、渡邊雄太選手が一番満身創痍で限界に近いのかもしれません。今後どうなってもいいという気持ちで臨まれているのも話にはありますが、頑張って欲しい反面今後に影響の無いようにセーブして欲しい気もします。
これからどうなっていくのか、明後日のオーストラリア戦も楽しみでになりましたね。勝てば文句なく決勝T、負けや引き分けは敗退という状況ではあります。ドキドキしながら待ちたいと思います、
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