先日、給料アップ大作戦の話をした後から考えていたのですが、「給料上がってなにするの?」ということです。
記事でも書いている通り、【旅行】はしたいです。今までもしている【飲酒・喫煙】はこれまで通り制限なく自由にしていたいです。ある程度欲しいと思ったものは【購入】しちゃいます。【ゴルフ】行く回数もちょっと増やそうかな?強いていえば普段する事ってこんな程度なんですよね。あとは【投資】こちらは残るお金が増えたら増えた分だけ増えるという雑な感じです。
その他に何かあるかな~?って考えた時にス~っと出てきたのが「ゲームに課金」でした。
怖いもので、【ゲーム課金病】に一度感染してしまうと簡単に再発してしまうようです。これまでブログにも書いてきませんでしたが、私の課金病歴をちょっと書いてみましょう。
10年以上前になるでしょうか。
GREEで出ていた幽遊白書のゲームがありました。当時のGREEは絶好調時代で、怪盗ロワイヤルやドリランドといったゲームで人気だったようです。モバゲーと合わせてしょっちゅうニュースにもなっていましたし、株を買ってみようかな?とか思いだしたのもこの頃で数百円があっという間に3000円近くになっていたと記憶しています。
話はその幽遊白書。昭和50年代生まれの人はほぼ知っているのでは?という冨樫義博先生(休載しまくりのHUNTER×HUNTERの作者さんですね)の作品のゲームでした。
ゲーム登場時は既に社会人。ある程度金銭的に余裕もあった事と、サービス期間か何かで「いつもなら〇万円分のセットが980円!」みたいな感じのお得感しかない状態で【初めての課金】をしてしまいました。
私が幽遊白書内のキャラクターで【雷禅・黄泉・躯】の三竦みのキャラクターが好きだったこともあり、そのキャラクターカードが出た頃には【課金】のボタンを押すことに躊躇が無くなってきていました。その頃には決済もコンビニで買ってきた「マネーカード」を使っていたのですが、「欲しいのがあればコンビニへ」状態。一度に数万円のマネーカードを買っていたので現代であれば何かの詐欺を疑われることになるでしょう。
イベントも特効カードは手に入れても、自分で頑張らなければランキングに入れない。ランキング上位に入らなければ欲しいカードが手に入らないという事で、寝る間を惜しんで頑張った記憶があります。イベント終了時間が15時か16時かという時間帯だったこともあり、営業の特権「社外でさぼり」を使って、ネットカフェに籠ってイベントの行方を注視していたこともありました。
この時点で完全に狂っていたんですけどね。オフ会に参加したり出会い系的な使い方を初めてしたのもこの頃でした。楽しかったですけどね!
次第にゲームのインフレが酷くなり、初期から張り合っていた仲間も徐々に姿を消していったところで私も徐々にフェードアウト。
もう課金しまい!と思っていたのですが、新たな誘惑が。
ゲームオブウォーなるゲームがありました。こちらはMMORPGという当時あまりなかったゲームですが、大人数で陣取り合戦。つまりリアルでの戦争に近いゲームに出会いました。
これも初回180円くらいの手ごろな課金からスタートでしたが、こなれてくる頃には1パック1万円の課金を複数回というのを1度にやってしまうようになっています。
一度廃課金に手を出してしまった後だったのでリミッターがぶっ壊れていましたね。
1年程度で卒業しましたが、ランキング上位者を見ていると「いくら使ってるの?」っていつも思っていました。
次に手を出したのが「モンスターストライク」世にいうモンストですね。当時は周囲に居た仕事や遊びの仲間もみんなやっていたので流れで始めることに(実はその前にもインストールしていましたが、1人でやって面白くないと辞めたアプリでした)これは今でも残っていますが、ほとんどプレイしていません。
年末年始や周年のイベントでは現在でもTVCMがありますが、イベント毎に新キャラが出ますし、コラボ企画も頻繁で「この機会を逃すと次は手に入らない」という感覚からガンガン課金していきます。年末年始には10万単位の課金が始まっていました。
この他にも数種類のゲームやっていますし、ちょい課金したゲームもいくつかあります。それでも大部分がこの3タイトルで、今となっては計算できませんが合計500万以上をゲーム課金に費やしてきたのではないでしょうか。多分1000万までは行ってないと思います。
それ以来、他のゲームを始めても課金はしないと決めてやっています。そんな中で「給料アップのお金の使い道は?」と考えると【ゲーム課金】と出てきてしまうあたりが完全にゲーム課金中毒症ということになりますね。
あいつら、どうやって課金させるかを考えるゲームをしています。私たちが仕事をして稼ぐのと同様で、どうやってお金を使わせるか?が仕事です。課金へのリミッターを徐々に解除していき、自分のアカウントにしか残らない有るのか無いのか分からないサービスにお金を払わすように仕掛けてきます。
モンストはかろうじて残っていますが、モバゲーの幽遊白書とゲームオブウォーは既にデータすら残っていません。思い出やその時の自分たちの体験に払ったと思えばいいのかもしれませんが、現在ではその思い出にお金を払ったメンバーで集まってもただの傷の舐めあいですね。
これから学生たちの夏休みから大人の夏休み「お盆休み」となります。
もしかしたらまだボーナスが残っている、時間もある、昇給した、など諸条件あるでしょうけれど【時間もあるしお金もある、ちょっと課金してみよ~】と気楽に始めると、その後の泥沼が待っているかもしれませんよ。
課金はほどほどに。

