建設業(運送業)での2024年問題というのがあります。一般大手の企業で2019年、中小企業で2020年から始まっている働き方改革ですが、建設業(運送業)では5年間の猶予期間が設けられていました。
それが2024年からは建設業でも遵守してね!という事です。
詳しくは、長時間労働になりがちな建設業でも残業時間規制で長時間働くことが難しくなってきます。1月に残業できる時間、年間で残業できる時間、数か月の平均で残業できる時間などが細かく区切られて労働時間が管理されます。
個人事業主でやっている職人さんなどは関係ないよと思われがちですが、元請け側が働きかた規制に引っかかる為に現場がストップする事も増えてくるでしょう。
この規制に基づいて現場の工期自体も伸ばしてい行く方針が各社出されています。工賃が上がらなくとも、現場自体がストップされ工期も伸ばされて「休め」と指示が出されると休まざるを得なくなります。
ちょうど今は、比較的暇な時期という理由もありますが、全体的にお休み傾向になってきています。
今日も土曜日という事で私のところは出勤でしたが、今年度に入ってから土曜日に掛かってくる電話が極端に減っています。今日にいたっては1件だけでした。
「暇」という要因を度外視しても全体的に土曜日は休みの方向性が広がっている感覚があります。職人さんたちも土曜日に休む人が増えていたり、土曜日に連絡する事自体を控えるようにしている人たちが多いです。
そうなってくると自然と2024年問題が問題ない程度に進んでいきそうですね。
忙しくなってきたときに元請け側がどのような対応をしていくのかがこれからの見どころでしょうね。
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