最初の一週間。仕事の流れや雰囲気を知ってもらう動きをしていましたが、2週目となりましたので、実践的な動き方を勉強してもらう週となりました。
まずはクロスの採寸方法。
今週は5件採寸に行く機会がありましたので、1軒目でどんなふうに取ってるか・どんなメモしているか・どうしたら効率よく取れるかなどの説明をしながら見ててもらいました。
2軒目で、採寸は私・メモは新人君という形で実際に体験。3、4軒目で採寸が新人君・メモが私。5軒目はすべてやってみてもらうことにしました。
家のサイズによって違いはあるのですが、やはり最初はコツをつかむまで時間がかかりますので3時間以上かかってしまいます。1人でやると間違っている事も沢山あるとおもい、採寸風景を見ながらコッソリ私も採寸してたりしました。
採寸した結果を持ち帰って現場職員へ伝える為の工事資料、材料屋さんへ注文する為の発注書作りも合わせて計算方法の説明などもしました。
もちろん最初からは出来ませんし、一通り説明をした後に「同じ現場・同じ寸法書き」を使って何度か計算してもらいました。電卓の使い方に慣れていないということもあるのでしょうけれど「毎回答えが変わっていました」その都度「こういう計算間違いをしてるから違うよ。直してね」と繰り返し。どこをどのように間違っているか探すの大変でした。
今週は採寸とから工事資料への流れを教えるだけで精いっぱいだったのですが、来週は図面からの見積りに関することを伝えてあげたいですね。
懸念点は、【材料の発注や職人さんへの指示は「m」という単位】ですが、多くの会社の【見積りは「㎡」という単位】ということです。ぱっと見は材料寸法の0.9掛けたら㎡は出るじゃないかとなるのですが、実際の㎡数と工事に際して計算するmには切りしろのロスや使えないほどの小さな幅の残り含まず考えないといけないからです。
そこら辺をどのように伝えるか、時間をかけて経験すればできるところですが、現状の経済の流れからするとあまりゆっくり時間を掛けるほど余裕のある状況でもありませんし、早くひとり立ちしてもらって自分の給料分だけでも稼げる人材へとなってもらわないといけません。
現状の性格などを考えると【3か月後には1人で営業に回ってもらえるようにしたい】という目標を私は考えているのですがどうなりますかね。続報は定期的にブログにて上げていきますね。
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