この週末、複数の飲み会・懇親会に参加させてもらってきました。
60歳や65歳という一般的な定年を超えて70~80歳といった方が未だに多く残っている建設業。今回の飲み会でも1割が70歳以上、3割が60歳以上という状況。
一般的な他業種を考えると65歳程度になるとほとんどの人が退職していく事が多いと思いますが、建設業では【個人事業主】や【創業者】として、いつまでも自身を労働力として活動している人たちが多いのです。
しかしそのベテランの「おじいちゃん・おばあちゃん」達が今回口を揃えて言っていたのが「流石にそろそろ身を引こうかと考えてる」という事を言われていました。
先程も書きましたが、他業種では65歳程度で退職しているので、10年や15年前といった頃には、世代交代の引継ぎというのは終わっていて、もしかしたらその次の世代交代をしているタイミングかもしれません。
建設業では遅れて今頃世代交代といった感じですね。
私の周りでは「創業者」の方では2世に引継ぎできる人はまだ良いですが、身内に継承する人がいない場合はまだ難しいようです。なかなか会社の内情をすべて晒して引き継いでも良いという後継者は、従業員にはいないんでしょうかね。
社内経理などの業務だけでなく、現場での工事にもデジタル化の要素が増えていき、注文書が電子発注での請負・工程表が専用アプリなどでスマホ対応・現場の進捗写真などの管理もスマホアプリが中心・工事完了後の請求も電子請求などで対応・現場の安全書類などの作成もクラウド上であったり、アプリであったりと電子化。
これまで【紙・電話】などで対応してこれた高齢者が【メール・ライン・スマホアプリ・ネット上のあれこれ】との作業になると付いていけないという事がもう辞めようと思うきっかけのようです。
「個人事業主」の方もやはり同様で、職人は技術があればいい!といいながらやって来た職人さんが+α要素で現場を進める上での連絡にアプリを使うなどとなった時に対応できずにいる様子が見え隠れ。合わせてインボイスだとか、電子帳簿保存方式だとか時代の変化に対応できない事、それと体力的につらくなってきた。という事での辞め時を模索しているようです。
世代交代が他業種より遅れて始まりだした中、年配の方からの業務や技術の継承する時間がまだ残っています。今のうちにしっかり力をつけて、高齢者が居なくなったところで自分が周りを引き付けていけるだけの物を身につけていきましょう。
今から準備しておけば市場の雰囲気が変わった時には対応できていることでしょう。準備もできてなく上の世代がいなくなった途端仕事が回せなくなるなんてことが無いように。
Xserverドメイン

↓AIパラグラフに考察してもらった
しかし、この変化の中で、建設業従事者たちは常に新たな挑戦に取り組み、成長し続けています。技術や知識を磨いたり、新しいアイデアを生み出したり、危険な現場でも安全に作業を行う工夫をしたりと、日々の努力を重ね、建設業の将来を担う存在になっています。
しかしこのような変化が起き続ける業界であるため、今後もより高度な技術や知識を必要とすることが予想されます。そこで、建設業従事者たちは今後も自己研鑽を続け、より多くのことを学び、さらなる成長を目指すことが求められます。
そして、このような成長が業界全体をさらに発展させることにつながります。建設業従事者たちは、常に力を付けるための猶予があるということを忘れずに、今後も努力を続けていくことが大切です。