いや~今晩は嵐の前の静けさと言っていいほど星が綺麗に見えますし、寒気の入る前の澄んだ空気なのでしょうね。今もまだ現場で工事をしております。
着工が遅れようと、基礎が遅れようと、大工が遅れようと、何が遅れても必ずやってくるものがあります。【工期】ですね。
本来であれば元請け会社がお客様へ工期の延長の交渉をしなければならないのですが、何かしらトラブルがあったりすると延長交渉すらできないという事が多々あります。
そうなると前工程がいくら引っ張って遅くなろうとも最後の仕上げ工程にすべてのシワ寄せが来て、徹夜だろうが何だろうが無理やり働かされます。
本来であれば公正取引委員会や労働基準監督署などに行けば是正処置命令が出たりするような案件ではありますが、それをするとお客様と更なる関係悪化・工期遅延による延滞金・訴えた事による下請けとしての関係悪化など様々な悪影響が想定されます。
それよりも頑張った分だけ「頼むとなんとかしてくれる」という信用と「通常ではありえない追加料金」というボーナス的なもので努力を報いてもらう方がメリットが高いと思いなんとか完工に向けて頑張っている次第です。
今晩はもう少し頑張って、明日終了の目途を付け、日曜日には完了できる予定です。
直後には電気屋さん・設備屋さん・美装屋さんなどの工事が追っかけてきています。
月曜日には行政検査などの各種検査、火曜日には是正・夕方には(書面上の)引き渡しをするそうです。
遅れた工程がどこであれ、その遅れが発生した後からきちんと各業者に調整をしておけばこんな事にはなりません。現場監督の腕の見せ所であるのにこんな状況になるという事は管理している現場監督の能力に著しい問題があるという事でしょう。
こんなんで建築士や施工管理技士などの資格が取れるってどうかしてますよね。実務の実態で資格はく奪とかしてもらえないもんでしょうかね。そしてそれに対応している業者には資格をもらえないもんですかね?w
さて!現場に戻るとします。明日もこんな感じでササっと書いた記事になりますがよろしくお願いします。


