いろんなニュースなどを見ながら悪い円安だの円安は経済に良い影響があるだの多種多様な意見が見受けられますけれど、それらを含めてこうなっていくのでは?という大枠の話を推測していこうと思います。
近未来、円安で産業の国内回帰
国内に製造業が回帰する前に物価上昇や賃金が上がらずつらい時代があるとは思いますが、これまで海外に生産拠点を移してした国内企業も次第に拠点を国内に戻すのではないかと思われます。
っというのも海外に出ていった理由は円高や中国、ベトナムといった地域の方が賃金も安かった為です。
しかし時代は変わって、日本のほうが安い時代がもうすぐそこまでやってきました。
もう一つの要因として、コロナ禍によって海外に拠点があることで製品が入ってこなかったり部品が入らなかったりで国内産業が停滞するという自体も発生しました。
そういったことも含めて国内回帰が進むと思われますが、この段階では優秀な人材はまだ海外流出が続く時代となるでしょう。
今でも足りない人材。益々足りなくなってきます。
現代でも人員募集かけても人が集まらないというニュースはよく耳にしますが、国内に生産が戻ってくると人員が足らない状態が続きます。
その為に賃上げをして人の取り合いが起こるでしょう。今でさえ売り手市場の転職業界ですが、超売り手市場となり、賃上げでず人がいない企業が淘汰されてくるでしょう。
しかし物価上昇に合わせて賃上げもされてきますので、次第に経済も上向いて来るのではないでしょうか?この段階でゾンビ企業はかなり退場させられている事でしょう。
この頃はまだ円安続いてくれている方が良いですね。
良いもの作れば世界で売れる時代の回帰?
戦後の日本の対ドルレートは360円で固定という時代がありました。
当時は人材流出も少なく、日本のものは良いものと言うことで世界の工場としてバンバン海外で売れていたそうです。
ここ十数年日本初の良いものってものが何?と聞かれても特になく、私の使っている時計はガーミンの物であったり、携帯はアイフォン、買い物はアマゾンといったようにすべて海外企業の製品に取って代わっています。しかし円安の影響で買いたいけど高いな~っとなっている中で、国内で以前のSONYのウォークマン、NECの携帯、セイコーの時計みたいに日本の物が世界に出て行けるような環境が出来れば円安でも産業復活、観光においても外貨の取得など復活の要素はいくつか考えれます。
そうなると有望な人材も国内で登用できるようになってきて強い日本再建という姿も想像できるようになってきます。
政府はもしかして邪魔?
ここまでの話で、政府の介入というか規制緩和などの内容は一切無かったかと思います。
そうです。政府がなんやかんや対応するよりも市場に任せておく方が景気が良くなっていく可能性が感じられます。
もちろん今までやってきた対策のせいで(おかげで)?長時間労働が削減され、余暇の過ごし方の方に視点が強化され、低賃金でも定時定休での働き方の方が良いという若者が増えてきた状況で景気が良くなってきたから働かなければという状況になっても働く環境が整備できるか?など問題も多くあり、昔の良かった時代のように出来る可能性はかなり少なくなってきているように感じます。
とはいえ、給料が上がってきて、景気が良くなってこれから産まれてくる子供たちが困ることが無いような社会経済が確立してくると出生率も若干なりとも回復してくる見込みが出てくると思います。
そうなると現在の人口動態にも変化が出てくると思いますので今までの流れとやっと変わってくるのではないでしょうか?
世界の先進国では既に今40代付近の働き盛りと言われる世代よりもZ世代と言われる若者世代の方が人口形態として増えてきていると言われています。
日本でも遅れながらもその世代が増えてくる未来が無いとホントに末期に向かっていく、引いては中国などの大きい国に飲み込まれていく世代になってしまうように思います。これからの未来を明るいものに変えていける施策は政府が作っていくものではなく民間の一事業者からではないでしょうかね?
今回はおおまかにしか書いていませんので、またひとつひとつの要素について詳しく細かく書いていこうと思うので、経済関係に興味がある方はまた見てくださいね。


