一生に一度あるかないかの買い物の代表格である住宅購入。近頃ではＦＩＲＥなどの近道の手法の中で家や車は持たないということを言われていますが、家庭環境・経済状況・仕事の取り組み方などによっては戸建て住宅を持つ！車を買う！という事はあると思います。
今日はそういった住宅を買いたい、買う予定といった方へのさまざまなパターンをだしながら小ネタをいくつかご案内してみます。
本日は建売の物件について書きます。
◆建売住宅で既に完成している物件を買いたい場合（そこで無くても良い人向け）
どうしてもその物件が欲しいのではないという事であればまずはオープンハウスなどそのお家を見に行って、担当の営業の人と会ってみる機会を作っていきましょう。
余程人気の地域で無い限りすぐに売れてしまうという事は無いと思われます。しかし住宅というのは一点ものになりますので、売れそうかどうかは実際販売している方に聞いてみないとわかりません。なので現状調査として販売担当の方に会って話を聞いてみましょう。その際に次の３点に注意してお話しましょう。
- とりあえずいい家だと褒めながら買いたいかも？という雰囲気を出しておく
- 良い家だから人気ありますよね？っとか言いながら他者の様子を確認
- 周囲の環境を確認（駅・学校・スーパー・川・山など）
まずは欲しい雰囲気を出していないと、相手の営業さんもあまり踏み込んだ話をしてくれない場合がありますので、欲しい雰囲気を出しながら相手に「見込み客が来た！」っと思ってもらうようにします。１度目ではとりあえず売り手に認知してもらうところをメインにしましょう。
２度目以降で徐々に踏み込んだ話にしていきます。
建売になるということは何か問題がある場合が多くあるので、一度目の調査でまとめておいて戦う武器としましょう。それと合わせてなぜ建売になっているのか？という事を理解しておきましょう。
- 注文住宅の受注があるような土地（地域）ではない
- 駅、スーパー、病院、学校など生活に必要な物のいくつかが遠い
- 山（土砂）川（洪水や浸水）などの災害リスクが高い
この辺りの理由が主になってくるのだと思いますが、その分価格が安めに設定されていたり、小さい団地のように造成されたりした区画でしたら、近隣に住む可能性が高いのが同年代の子供がいる子育て世代となったりすることが多いので、近所付き合いがしやすい・共通の話題が元から存在しやすいといったメリットの部分もあります。
年末が迫っている場合は固定資産税の問題で少し割引をしてでも売ってしまおうということもあります。年をまたいでしまうと、工務店側に税金の支払いが来てしまいます。たとえそれが安くてもそれを支払うくらいならお客様に値引きをした方が印象良く見られるといった事があります。
なので、これから年末に向かっていく中で値引きをしてもらっての値引きチャンスというのは出てくるのではないでしょうか？年内には入居したいということを匂わすと尚良いかもしれません。
また、下手に値引き交渉するよりは、オプションでいろいろ付けてもらうという手があります。
先日も見かけたのが、ガレージを付けてもらった！とか、太陽光発電を付けてもらった！とか、カーテンを付けてもらった！とか、家電を付けてもらった！というものがありました。
工務店側から値引き幅をどのくらいに設定しているかはわかりませんが、仮に１００万円分値引き幅があるとした場合、１００万円値引きをするよりも販売価格で１００万円以上になってもその金額分の商品を付ける方が工務店にとっての利益が残っている場合がある為です。
なので営業さんと仲良くしておいて、付けるものいっぱいお願いして、いざ決まりそうと思わせた頃に「やっぱりこの価格じゃ難しいかな～」っと引いてみると、営業さんはここまで時間かけたり関係築いたりしたのに水の泡になっちゃうのは嫌だ！っとさらに値引きを引き出せる可能性もあります。
とはいえ、あまりに長期間引っ張りすぎると売れてしまうということもありますし、逆に売れない人と判断されることもありますので、安く買うためにはある程度妥協する点も必要なので、販売員さんの様子を観察や相談をしていい買い物にしたいですね。
もう少し書こうかと思っていたのですが、今回はここで一旦締めます。
※いろいろな一例からアドバイスのように書きましたが、販売主の意向や地域性など、各地で諸条件変わってきますのであくまでも「そういった場合もある」というくらいで考えてください。
どうしても欲しい物件に出会ったら取り逃しのないようにしないとそのショックの方が大きいですので。
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