今年の台風11号は、先日まで台風12号になるかもしれないと言われていた熱帯低気圧を吸収?してしまい、台風の影響範囲と思われる雲はかなり広範囲になり、強風域も中・四国・九州をスッポリ覆ってしまう程のサイズになっています。
今回は台風のみならず、秋雨前線の活動も活発になって日本全体を覆う形で豪雨になったり断続的に雨が降ったりしている地域が沢山あります。
そんな大災害の可能性もある中で、短い時間でもできる事を進めて被害を少しでも少なくするようにしていきましょう。
沖縄の方は既に強風が吹き始めている可能性もありますので不用意に外出しにくいかもしれませんが、まずは外にある物を極力家の中に取り込んでしまいましょう。まだ遠い方も今から準備として家の中に入れれる準備をしてください。
外に落ちているゴミですら強風で飛んでくるとガラスを割ってしまう事もあります。自転車等重量がある物でも台風の風では飛んでいってしまう事もあります。ゴミをポイ捨てしてはいけないというのはこういう時に特に実感します。
台風が近づいてくると本格的に準備に入らないといけません。
窓ガラスが割れると全体に飛散してしまうので、飛散防止対策としてガムテープ等で補強して飛びにくくする方法がテレビなどで良く映っていると思います。ホームセンターなどにある普通のガムテープよりも、現場で使われている養生に使うテープの方が台風が去った後に撤去するのが容易になると思います。こういうものですね↓
ガムテープでも養生テープでも台風が去った後そのまま放置してしまうとガラスに着いた糊の成分が熱や太陽光によって変質、硬化してしまい取りにくくなってしまいます。台風が去って安全が確保出来たら速やかに撤去することにしましょう。それでも取れなくなってしまった場合にはペイント薄め液のようなシンナー系のもので拭いてあげると取りやすくなります。
これで飛散しにくくはなりましたが、完全に飛んでいかないわけでもありません。
その為にはカーテンを閉めておくのが一番良いです。

万が一ガラスが割れてしまったとしてもカーテンが飛び散るのを防いでくれます。が、カーテンがヒラヒラしてしまう為何か重量物で覆ってしまうのが良いです。
お家によっては畳を立てかけるのが一番手っ取り早い対処法でしょう。
私の家でも30年ほど前に台風で窓ガラスが割れた時には、カーテンを閉めたまま畳を立てかけてガラスの飛び散りと風雨の侵入を抑えたことがあります。
しかし、最近の家では畳が無い、カーテンはブラインドやロールスクリーンを使っていて無い、というお家も増えてきています。
そんな時にはガラスフィルムを貼っておくのが一番良いです。

今から台風到来までの間に業者に依頼して施工することは難しいかもしれませんが、次の災害はいつ来るかわからないので気の抜けた時にやっておいた方が賢明です。
透明ガラスフィルムを貼ってしまえば、パッと見ただのガラスにしか見えず、機能性のある商品でしたらUVカットまでしてくれるという付加価値も付いてくるので印象を損なわず、家具の色焼けなども抑えてくれます。
防犯・防災対策としての防災フィルムというものもあります。

災害時の飛散防止のワンランク上の材料といった感じで、ガラスを割って侵入しようという場合にもフィルムが保護してくれるので侵入しにくくしてくれます。
このフィルムを貼るというのに問題点が、ペアガラスの場合やすりガラス等には施工できないというところです。
市販で売っている物にも同様の物があるのでご自身でチャレンジしてみるのもありだと思います。
施工方法に関してはまた紹介動画作れたらいいなと思っています。
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