いつもは大谷翔平選手が活躍しても勝てない時に使われる「なおエ」ですけれども、今朝のニュースでは「なおエンエルスは売却を検討する事となりました」と別の意味のなおエとなりました。
この夏のトレード期限に大谷翔平選手を出さなかった理由としてはオーナーの中にはチームを売却する構想は前からあり、大谷翔平選手の市場価値が最大限まで盛り上がっている中【今売らないでいつ売る?】という状況が出来たという判断なのでしょう。
次に買うオーナーに手を上げる人が居るのかどうか未だに不明ではありますが、新オーナーの意向次第でどうにでも変わりそうな大谷翔平選手の処遇です。
オーナーが変わった時に、現在いる選手の長期契約の再考が出来るのであれば、トラウト選手・レンドン選手の超高額年俸を調整して大谷翔平選手の方に回したり、新しい選手を取ってくる資金に出来たりもすることが可能でしょうが、現実的には年俸に関しては今契約しているものを引き継ぐ形での売却ということになるのでしょう。
そうなった時には大谷翔平選手の年俸を出せない・またはサラリーキャップを超えて契約をした上で他にも選手をかき集めるという方法もあるでしょう。
しかし現実的な所で考えると、大谷翔平選手の放出をした上で新たな選手を獲得してチーム再建をしていく方が一番考えられる方向性なのではないでしょうか?
大谷選手の心情としてはモレノオーナーのエンゼルスだったから今みたいなチーム愛があったけれども、モレノオーナーでは無くなり、マドン監督も居なくなった状況ではもっと上位を狙えるチームでワールドシリーズを戦いたいという心境になるのではないでしょうか?
そうなると新オーナーはいずれにしても大谷選手のいるエンゼルスを買ったのにいなくなっちゃうのか・・・ということで買いにくくなるのではないでしょうかね?
お金持ちの人がどこに商機を見出してメジャー球団を買うのかの思惑によって変わってくる部分ではありますが、貧乏人から見ると大金だして買うだけの魅力がエンゼルスにあるのか疑問になってきます。
大谷選手は打者としては規定打席に到達したということなので、残り投手の方でも規定投球回数を達成してもらって自身の市場価値を高めてもらって次の野球人生を楽しんでもらいたいなと思います。
なおエンゼルスはこんなゴタゴタがあった為か、大敗しました。残り試合各選手自身の次の人生の為に頑張ってもらいたいですね。

