普段からお世話になっている個人で不動産取引をされている方からこんなボヤキがありました。
去年まで常に数十件は欲しいような土地や建物があったのに、最近じゃ数件あればいいほどしか買えるものがない
私は不動産の方の知識は少ないので、「あそこに売出ししてたのありましたよ?郊外だと空家だらけですよ?」っと簡単に相づち打ったのですが、一言で「そんなの要らない」っと返されてしまいました。
土地であれば、人の流れ・地価・周辺環境・今後の開発予定など、建物であれば、改修余地・人気・周辺賃料などの要因を総合的な判断するのですが、そもそもの価格が高額になりすぎて手が出せないということでした。
私は話の中で教えてもらえなかった別の要因を知りたかったんですがね。

昨今のインフレ傾向や株安傾向で資金が不動産に流れているのかとも思ったのですが、円安による外国資本の影響も拡大しているようです。
となると円安のてっぺん付近になると不動産バブルの様相になりチキンレース的になっちゃうのかな?っと考えてみたりしていました。
そして私ども建設業界に勤めるものとしての懸念は不動産価格の上昇による一般個人が住宅市場から退場しなければならなくなることでしょうか?各種製品が値上がりする中で、所得も上昇する・あるいは元々十分な収入を持っている人しか残れない市場が住宅市場となってしまいそうな気がしています。
今のうちからいろいろな投資に目を向けて、自身が市場に残りながら勉強を積み重ねていきたいと思います。
今後も建設系情報・内装工事系情報・私のピックアップ情報などを載せていきますのでまた見てやってください。
