まだ6月、梅雨の真っ最中ではありますが、空梅雨で雨はあまり降らず気温は青天井で上がっています。既に体温以上の気温を記録している地域もあり先を考えるとグッタリしてしまいますね。現場での対策も含めて今年の暑すぎる夏を考えていきましょう。
ここ数年熱中症対策などで現場で着用する人が増えたのが空調服ですね。自身の発汗した体に風を当てる事で冷却効果を得るアイテムです。出始めの頃はバッテリーなど一式揃って2万円を超えるような商品でしたが、最近では全体的な普及もあり手に入れやすい価格となってきました。
空調服の注意点としては、エアコンの効いた空間に空調服を付けたまま居たり、出たり入ったりを繰り返すと、寒暖差から自律神経失調症のような体調不良を起こす場合があります。冷房の効いた空間に入る時はこまめに切る事をお勧めします。
例年だったら6月から空調服を使う場面は少なかったのですが、今年は既に出して使っています。身体が暑さになれて、発汗機能や体温調整が夏仕様に変わる前に空調服を使う事になると新たに弊害があったりするかもしれませんね。
家でも身体に籠った熱を発散させないと熱中症のリスクが上がってしまいます。その為に多少電気代がかかったとしてもエアコンを付けて快適な睡眠環境をつくることが大事で、寝苦しい・寝れないとなるとそちらも熱中症リスクになります。飲酒・深酒も睡眠に影響を及ぼすと共に熱中症リスクになります。
お酒はほどほどに、睡眠環境を確保、必要な栄養素をとれる食事で熱中症は避けていかないといけません。重症化するとコロナより怖いのではないかと思います。
そして昨今の節電の流れに反して充電しないといけないとなるとわずかではあるにせよ消費電力は増えてしまいます。エアコンをつけるとそちらでも消費電力が増えてしまいます。大規模停電などになるとますます大変なことになりますが、節電して熱中症になっても元も子もないとこです。どのように節電していけばいいのでしょうか。
昔でしたら3世代家庭など多くの人数が集まっていたので大きい部屋1室のみのエアコンにするなど対応策はありましたが、現代では核家族化が進んでしまい、また子供も早くから一人暮らしをしている場合も多くなっていますので、同じ人数でも使うエアコンの数も人数分・照明や冷蔵庫・洗濯機などもそれぞれの人の数だけ必要になっているので節電もしにくくなっていますよね。
海水浴や川で泳ぐなどということもありますが、最近の子供はコロナの影響もあり、泳ぐことに対する運動能力が以前より低下していると思われ、川で溺れるといった事故もよく耳にするようになりました。
運動して夏対応の身体づくりしてこれからを過ごしていきたいですね。


