今朝のニュースで住設機器の取り扱い大手のLIXILが9月より商品によっては最大27%の値上げが発表されていました。
この1年の間にこれまでも値上げが実施されていたのではないかと思いますが、ますます色々な商品の値上げに拍車がかかってきました。
消費者物価指数を大幅に上回る企業物価指数の状況を考えると早期に値上げに踏み切っていかないと会社経営の方に影響が出る水準に来ているということでしょうね。
燃料価格に関しても現状、ガソリン1ℓの全国平均が170円を超えたあたりですが、実態は政府の燃料補助のお金が1ℓあたり40円ほど入っており、実質210円程度の燃料価格になるほど高騰しています。
燃料価格が上がっていることを考えても製品製造価格の上昇、運搬費用の上昇を反映する為だけでも値上げ要因となっており、実生活に於いての各種製品の値上げに合わせた賃上げもしていきたい事を踏まえると、現状の値上げ対策では足りないことになっている状況だと思われます。
その為、さらなる値上げがしばらくは続きそうで、以前こちらで発信しました内装材の価格に関しても10月に再度の値上げの予定となっております。
これからは、会社経営する上で必要なパソコンやそれに合わせたソフト、文具、封書、などの備品まで少しずつすべてが上がってきます。
コロナ禍(のおかげ?)でも国内企業の内部留保は増え続け、今では430兆円ほどになっているそうです。
しかし円安の影響でドル換算にすると1年前には約4兆ドルあったものが、現在では3兆ドルくらいまで、実質目減りしているという現状で、今のお金は未来では今より価値が下がっているということが想定されます。
今あるお金は今使ってしまう方がよい時代(インフレ)がこれから始まっていくのでしょうかね?


