来週乗り込み予定の現場から2,3日遅れるとの連絡がありました。
何で?って聞いたら、大工さんの道具が無くなったので代替え用意するのに遅れるとの事。
ここ一年くらいでいろいろなモノの値段が急速に上がってきており、且つ賃金の上昇が追いついていない現在においては、生活がキツくなってきている人も出てきているのでしょう。
昔の不景気の時や、失業者が多い時期などでも工具や設備器具などが無くなる事が多くありました。
結論は、現場に誰か侵入して盗難にあっているという事です。
クロス屋さんや床の職人さんの道具は比較的盗難被害にあいにくいものが多いようで、糊付け機なんかでしたら持ち運びするには大きい、足が付きやすい、販路が限られるといった事が要因でしょうか。
床の工具にも見た目のサイズの割には高価な道具が多くありますが、現場に置いて帰ることが少なかったり、価値観が分かりにくい、需要が少ないといったところで被害にあっていないのでしょうか。
最近の糊不足の事もあり、糊の盗難があったという噂も聞いています。私の周りには被害が出なかったのが幸いでしょう。
景気が悪くなったり、モノが不足してきたりという場面は防犯に力を入れないといけない時なのでしょう。簡単に取ってしまえるような状況であってもバレたら捕まる、カメラで撮られている、少しでも取りにくくしておくといった対処が必要でしょう。

駐輪場の防犯カメラや2重ロックやサドルを外すみたいなもんですね。
仕事以外に気を使わないといけない、人を疑っていかなければいけないという状況はあまり好ましい状況ではありませんが、気を付けて現場を進めて行きましょう!


