先週辺りからしきりにマスクを着けるか着けないか、どんな時に外して良いか?などの報道が続いていますが、何を今更?っといった所はありますが、建設業の状況と併せていろいろ書いてみましょう。
- 建設現場では?
- 事務所や営業活動
- 子供への影響は気になるところです
- 世界に比べて感染を抑えてきた日本でマスクを外し始めると
- あとがき
建設現場では?
2020年時点ではさすがに情報量が少なく殆どの人がマスクを着け、極力工事が重複しないように、単独で工事を進められるようにと対策していました。
2021年になると普段から同じ現場にいる職人さん同士の間ではマスクは使わず、外部から入ってくる人、たまにしか会わない人、体調に不安がある人が着用して入るという形で工事を進めてきました。
とはいえこうしたものは戸建て住宅などの比較的小規模な現場の対応で、多数の職人さんが入る大型現場ではそれぞれの距離を十分に取れる作業の時だけ外してるという状況でした。
そして2022年は基本的には前年と対策は変わりなく、現場では外から人が入ってこない限りはもうマスク着けていない人が殆どですね。
事務所や営業活動
事務所内でも2021年段階で既にマスク着けていない事業所が多数で、家庭内と同じ雰囲気で家族がどっかでもらってきてしまったら仕方ないって事でしょう。
逆に営業活動で訪問する時は、現場の場合と同じで外から来る人になるので、訪問側はマスク着用、中の人は通常通りでマスクなしといったことが多いです。
面と向かって話をする場合は着用される人も多いですけれど、お互い意識してか若干斜め向きに向き合って正面で飛沫を受けない処置はそれぞれしてはいますけれど。
っといった具合で建設業においては比較的脱マスクに早めに舵を切っている印象で、感染拡大も落ち着いている方ではないでしょうか。
さすがに一般のお客様に対峙する際には中の人もちゃんとマスクされていますけれども。しないと今時印象が悪いですからね。

子供への影響は気になるところです。
以前同行した新卒の子の時も思ったのですが、今の学生の子達は未知のウィルスが蔓延する中で大人たちが決めた方策に割と従順に従って育ってきたんだなと思うところが多く、一緒に同行中でもマスクをずらしたり外したりするのは食べたり飲んだりする場面以外ではまったくありませんでした。
あれはダメ!これもダメ!っと押さえつけられて育ってきた世代は、これから社会に出て自主的に行動して仕事をして欲しいと思う反面何をどうやっていったらいいかがわからない子も多くいるのではないかと危惧します。
もっと小さな子になると、マスクしないと学校や幼稚園などで怒られるから、学校行けなくなるからと脅迫されるように認識している子もいると思います。
大人はこのくらいなら外してもいいか。と自身の経験と状況判断でしますが、子供たちに関してはその状況判断するのも難しく、着けなくなってはいけないからと外してもいい場面でも「マスクしなさい!」っと言われているのをよく見かけます。
今回の議論の中で、未就学児は取っても良いという話が出ていますが、ある程度保護者との話し合いの中で、先程の会社というコミュニティの中では家族扱いで一心同体といった部分と同じように、学校でも学級であったり学年であったりのコミュニティの括りで運命共同体でいかなければならない部分もあるでしょうが、そもそも子供の意見はそっちのけで大人たちが「マスクしろ!しなくていい!やっぱりしろ!でもここではダメ!」と振り回しているところが多く、子供たちはテンパってしまうのではないでしょうかね?

世界に比べて感染を抑えてきた日本でマスクを外し始めると
日本で感染爆発だの医療ひっ迫だの言っている頃に、世界では何十倍もの感染者を出しながら感染経験者(免疫獲得者)を増やしてきました。それと併せてワクチンも打つ人は概ね打った後になりましたので、海外でマスクを外す議論をした時には想定程の感染者増にはなっていないと思います。
日本ではそれでも延べ7%弱の人しか感染しておらず、免疫獲得が世界ほどできていない状況で、マスクを外してしまうと感染拡大はやむを得ないと思います。
オミクロン株が流行り出した頃から後遺症の話題がほとんど出てこないのでどの程度の物か分かりかねますが、軽症で済むようだったらいっそのことマスク外して一度感染しちゃえ~!って方策に舵を切った感じでしょうかね?
季節的なもので梅雨明けまではどんな対策しても緩やかな減少傾向が続くのではないかと私自身は考えているのですが。
Xserverドメイン


あとがき
っということで久々にコロナ関連の記事を書いてみました。
私の周りの人が意識高く生活している人が多いのでこのような対応でも進めてこれているということもあるかと思います。
職場環境や、第3者の出入りの頻度などによっても感染症対策は違ってくると思いますが、マスクを外してもちょっとした気遣いで感染対策になりますので、意識だけは高く持って行きたいですね。