こんばんは。最近いろいろなところで焦げ臭い話がチラホラと聞こえてくるのでいよいよ大変な時がくるんだろうな~っと感じているクロスです。
先日、東京商工リサ◯チの方とお話する機会があったのですが、今後の見通しでは倒産件数が激増の見通しとの事でした。
1番の原因としては、コロナ前に資金繰りなどで虫の息だった中小企業が、コロナのおかげで政府から無金利無担保で貸付を受けゾンビ化し、財務状況の立て直しが出来なかったりしてこなかった企業が、いよいよ資金繰りが立ち行かず政府のゾンビ処置の燃料切れが出始めているそうです。
また別要因として昨今の原油相場の高騰や、ロシア関連による輸入材料の不足、コロナの影響による部品不足、円安での原材料費の上昇、人材不足による人件費の高騰など要因を上げればきりがないほど沢山の要因があります。
弊社の取引先でもちょっと怪しい気配のしている会社もありますし、同業他社でもいよいよヤバイよって話も聞いております。
単価の値上げの話の中で、きちんと価格転嫁できていない会社も元請け・下請け問わず多数出ていると思います。
価格転嫁できていたとしても、販売価格の上昇に伴う受注減や利益率を下げてでも取りに行くなど厳しい状況におかれている企業が多いようです。

公共工事やマンションのような大型物件になると、中小企業では太刀打ちできない場合もありますし、業務体質の改善の遅れている企業から倒産となっていく模様です。
元請け会社の財務状況も含めて受注には若干慎重にしていかないと今後の取引には注意が必要だと思います。
このような事から、下請けから取引してもらえなくなっての他業者を探すといった会社もあると思いますし、新規のお客さんが出来た~っとぬか喜びにならないようにも注意が必要ですね。
今日はここらへんで。ではまた。
お名前.com

なるほど、勉強になります。