こんばんは。最近の大工さんの下地が良い現場が続いていた為、今回伺った現場の下地があまりにも目に付いたので写真パシャパシャしてきたクロスです。
ではさっそく写真貼っていきましょう。

1枚目。石膏ボードの切り小口が汚いのですぐ目に付いたのですが、このビラビラしている部分をめくってみるとボードの間がかなり広い状態でした。そして真ん中付近はボードの段差も大きくあります。恐らく下地とボードの間に何か挟まっているのかな?と思われます。
ビスの間隔も不安定で、下地にきちんと止まっているかすら怪しいとこもあります。笠木横付近にもビスが必要な気がしますがそれもありませんね。

2枚目はこちら。階段から降りる時にちょうど目線となる部分です。
もう何と言っていいか困りますが、壁紙を仕上げる時にもとても目に付きやすい部分になりますので一段と手をかけないといけない部分になりますが、パッと見で汚いですよね。写真ではわかりませんが、ボードのパンク(割れ)もできていました。
パンクについては下地段階で気づけない場合もあり、壁紙を貼った後に不自然な凹みや膨らみとなって現れる場合があります。

3枚目は2枚目をもう少し下から撮ったものです。
小さいボードが入るのは寸法上仕方が無いのかもしれませんが、ビス止めする位置であったりボードの段差があったりは何とかならなかったのかなと疑問符も。
今回は光が横から当たった風になるお家でしたので段差部分はパテを付けても影になって目立ってしまうこともありますので、なんとかして欲しい部分ですね。

四枚目はこちら。
窓の四方枠を使わず壁紙を巻き込む形で納める枠となっています。
コーナーテープを使うと仕上りが悪くなる為、ベニアで角を補強しつつ不要なパテを打たずに納めるように作っているのですが、写真の通りボードのところまでベニアが伸びていません。その為コーナーテープを入れてしまうか、パテを不自然に付けなければならず、場合によってはパテでコーナーを作ってしまわないといけない事もありますが、強度も無くベニアを貼る意味すらなくなってしまいます。

ちょっと極端に書きましたがこうなっては意味が無いのでベニアの方が飛び出るくらいの納まりの方が綺麗になります。
以前の記事でも書いたものを見てもらえたら綺麗に石膏ボードが張られている場合がよくわかるのではないかと思います。
すべてのお客様へ良い家が届くようにこれからも良いとこ悪いとこいろんな情報を出していけたら、工事する方がみな同じ方向を向いていけたら良い家が提供できるのではないかと思いますので、そうなるよう頑張ります!応援お願いします!



ではまた。