以前の記事で色決めの際に同じような材料を変えて決めるの良くないってのを記事として出しました。
実際に貼った結果がこちら

画像の真ん中から右と左で違う材料をジョイントしています。
見た目としてはほぼ変わらない材料で、この写真もかなり接近しての撮影なのですが、明確に品番を変えて貼る必要あった?っというのがよくわかるのではないかと思います。
そしてそんな意味の無いと思われる貼り分けですが、不具合となるのが次の写真

光の当り方で色が違うのが目立ってしまいます。
継ぎ目の無くて良いところに継ぎ目ができて、不自然に目立ってしまうくらいならこの程度の柄違いであれば同じ材料を選択することが良いと思うのですが、皆さんはどうお考えでしょうか・・・
そして次の写真が壁と天井の貼り分け。

画像の上側が階段からの立上りの壁、下側にあるのが天井。
こちらもほぼ同じ柄の材料なのですが、光の当り方で色の違いに見えますけどほとんど同じです。そしてこちらも出角で見切りを入れるので切り分けていますが、不要な見切り材を入れることによりコストはアップするし見た目にも不要なものが入るので、最近の住宅では好まれないスッキリ感がなくなってしまいます。
色分けすればするだけロスが増えてしまう事もあり、脱炭素社会を目指す昨今の環境下においても無駄が出てしまう為やめた方が良いというのもあります。
このように今後も実例を元に皆様への役に立つ情報が提供できたら良いなと思っておりますので、今後もよろしくお願いします。


