新築住宅の完成たくさん出る繁忙期に入ってバタバタしておりますが、そんな中新築住宅をお考えの方にアドバイスのような記事になればいいなと思い今日の投稿です。
新築を建てられる家庭で一番多いのが子供さんが小学生くらいの段階で建てられている場合が多いと思います。
理由としては子供さんそれぞれに専用の部屋を作ろうとする場合や、大きくなって今いるお家が手狭になってきての新築住宅という選択をされているのではないかと思います。


そうなると、完成は新年度に合わせてっといった場合が多くなります。同一学区内に建てれれば良いですが、多くの場合転校しないといけないので新年度からが良いという選択なんだと思います。
その為完成時期が3月に集中してくる為に年度末工事が繁忙期となってしまうのです。その時に問題となるのが、どのお家も工事が同時期に重なってしまう事。現場の職人さんっていきなり湧いて出てくるわけでもなく、アルバイトで突然出来るようになるわけでもないので、同時にこなせる物件数は限られてきます。その為前工程、例えば大工さんなどは掛け持ちをして工事していたりする場合が出てきます。そうなると全体の工事予定がずれ込む事もよくあるのですが、引き渡しのタイミングは決まっているため仕上げ工程があまりなくなってしまう、突貫工事になってしまうといった事もあり得ます。
また、絶対数以上に工事が重なると手を抜くわけではないですが、最終的なチェックが甘くなってしまったり、たくさんの職人さんが集まって工事をすると、それぞれの職人さんがそのお家に対する責任感が薄くなってしまうといった事があります。
私としてはそういった事態は起こって欲しくないので、極力一人の職人さんに責任感を持って仕事してもらうように段取りを進めるよう心掛けてはいますが、この時期にはやはりすべてがうまく行くわけでもありません。
なので、新築住宅をお考えの方は入居したい時期よりも早い完成になるように時期設定をして打合せを進められることをオススメします。
- 新年度入居に合わせた完成をする年度末
- 年末年始を新居で迎えたいと思われる年末
- お盆に片づけをする為にと盆前
- 年度末をずらしてGWに引っ越し
っといった時期に合わせた完成が主に重なる部分ではないかと思います。
それ以外にあるのが、各建設会社の決算に向けた工事で、今期の数字を上げる為にと急いで工事をされる場合がありますし、お客様へもそこに合わせたサービスなどを盛り込んでいる事も多々あります。
予算、時間には余裕をもって繁忙期を避けるような予定で新築住宅を検討されることをオススメしてみました。
次回はクロス決めの際の注意点というか、色決めに関して私のこれどうなの?っと思うことがありますので書きたいと思います。


ではまた。