メタバースと建築業について考える

今日のニュースでFacebookがMetaへ社名変更する記事を拝見して、その際にメタバースを作っていくとの報道から、今後の生活行動や消費、建築業への影響も含めてどんなことがあるか、どんなことができるかを考えてみたいなと思い記事にします。

あっ、メタバースが何かは多分ニュースで沢山出てくると思うのでそちらで確認してください。あまり詳しく語れるほど知識がついているわけではないので・・・。

まず最初にMetaがしようとしてることとしてフェイスブックやインスタグラムといった既存のSNS媒体とゲームが一体化したような空間(世界)が生まれ(すでに生まれているようですが)人々の行動が一定数そちらに触れていき、2次元のSNSから仮想空間でのSNSに変わっていくことでしょう。

現状のメタバースの実験的な空間ではプレイステーションVRのような3Dゴーグルなどを用いてみなければいけないようです。

その段階で建設業としてできること、アパートにしろ新築にしろ提案してくことは、ゴーグル使用中は周囲が見えないこともあり周りに物を置かなくても良い配置、単独で仮想空間にいても周囲に迷惑をかけなくてよい間取りの提案、といった住空間提示になってくるのかなと思います。

ちなみにこの段階で内装屋さんとしてできることはあまりなく、しいて言えば周りが見えない時にぶつかっても傷がつきにくいクロスの提案や、床材を動きやすいもの、傷がつきにくいものの提案といったところでしょうか。

その際重要かと思われる、通信環境は政府の方で全国の光回線の普及であったり、5Gへの対応であったりで、数年以内にはいずれの地域においても実現可能な範囲にあると思います。

ここらへんが実現される頃にはメタバースのマルチバース化が進んでいるかと思いますが、その辺りはまた別の機会に・・・(マルチバース(多元宇宙)の事についても触れたいですが、このサイトは内装屋さんぺージなのでそこは宇宙系のサイトをご確認ください)

ここからは、完全に持論推論になってくるのですが、仮想空間から現実空間への回帰が起こり、仮想現実(VR)から拡張現実(AR)になっていくのではないかと思っています。

ARになると現在のゴーグルが半透明で周囲が見渡せて現実と仮想の融合したようなものになったり、もしかしたらドラゴンボールのスカウターのようなものを装着していろいろなコンテンツであったり、仮想友人を自宅に招待したりといった形になるのかなと・・・。

そういったことになってくれば内装屋さんとしての出番があるかなと思うところが、仮想であっても友人を招待しやすいような見栄えの良い室内空間。

これは室内に人を招き入れる現実と同じような感じになるのかなと思います。しかしこれが出来る段階になっていると、もしかしたら室内装飾を仮想で出来て、相手にもそれを投影できるような技術が出来ていて出番が無いかもしれません。

そうなると、もう一案考えていて相手に投影する自分の姿を読み取るカメラに自分が写りやすい環境の壁紙であったり内装の仕上げであったりを作る環境提案であるかと。

このような世界になる案の他にもSAO(ソードアートオンライン)の世界観のように、完全にVRの世界の中に入り込んでしまい、現実世界の方が希薄になってしまう可能性も考えれます。

SAO世界の場合であったら現実世界の店を仮想空間上に出して、仮想空間にリアルを投影するような販促をしていかないといけないかもしれません。

しかし、最終的には現実世界での生きていく事に回帰すると思うので、一時期の仮想現実に側頭せず現実世界に基づいた営業活動を継続していくのがいいのかなとは思っています。

いずれにしろ、新しいコンテンツ、新しい技術が出てくることは楽しいことですし、将来への楽しみも多分に含んでいますので、これからのネット世界の行方、在り方に注目してそれぞれの楽しむ道を模索し、私たち建築業(実世界)に営みを行う者としても新しい生活様式、販売様式を考えていけたらいいかなと思います。

次回は内装仕上げ材が先日の値上げに続いて再度の値上げがあるかも?の記事の続報が手に入りそうなのでそちらの記事になるかと思います。

妄想にお付き合いいただきましてありがとうございました。

ARのSNSが出来た時になると、やっと内装屋さんの出番があると思っていて、

投稿者: クロス

約20年のインテリア(内装工事)の実績から、住宅購入者のお悩み解決できたらいいなと思いサイトを立ち上げました。 これから住宅を購入検討されてる方へのアドバイスや、賃貸物件でのお役立ち情報も出せたらいいなと思っています。最近プライベートな記事も多いですが

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