建設業で外回りをしている人の中で、ゴールド免許の人ってどのくらいいると思いますか?
私がこれまで仕事で関わった人だけでも、監督さん・営業さん・職人さんを合わせれば500人どころではありません。
もちろん全員の免許証を見たわけではありませんが、「ゴールド免許なんですよ」と聞いた人は片手で数えられる程度。体感的には3人くらいしか記憶にありません。
それくらい建設業でゴールド免許を維持するのは難しいように感じています。
理由は比較的分かりやすいんですよね。
まず建設業特有なのが、現場での荷物の搬入です。
本来なら駐車場に停めるべきなのですが、建築中の住宅や改修工事の現場では近くに停める場所が無いことも珍しくありません。
クロスや床材、工具などを運び込むために短時間だけ路上へ停車することもあります。
「5分も掛からないから大丈夫だろう」
そう思って材料を運び終えて戻ったら駐車違反のステッカーが貼られていた、なんて話もよく聞きます。
本人からすれば仕事を進めるために必要な作業だったとしても、違反は違反です。
次に多いのが標識関係です。
建設業の人間は毎日違う現場へ向かいます。
普段通らない道を走ることも多く、一方通行や進入禁止、一時停止などを見落としてしまうことがあります。
特に住宅地の細い道や、初めて行く造成地などでは注意が必要です。
地元の人なら当たり前に知っているルールでも、初めて訪れた人間には分かりにくい場所がありますからね。
さらに建設業は走行距離が長くなりやすい職業です。
私自身でも年間3万kmは軽く超えます。
監督さんや営業職の方の中には4万km、5万kmという人も珍しくありません。
朝は現場確認。
昼は打ち合わせ。
夕方は別の現場へ。
その合間に材料屋さんや得意先へ寄る。
そんな働き方をしていると、どうしても車に乗る時間が長くなります。
走行距離が増えれば増えるほど、事故や違反に遭遇する確率も上がります。
一般的なカーリースや残価設定ローンでは年間走行距離1万km未満という条件もよく見かけます。
保険会社でも年間走行距離が少ない方が保険料は安く設定されています。
つまり世間一般の基準からすると、建設業の営業車や現場車両はかなり過酷な使い方をしていることになります。
もちろん違反の原因は仕事だけではありません。
時間に追われている時に少しだけ急いでしまった結果の速度超過。
現場への到着時間が迫っていて黄色信号を無理に通過してしまう。
こうした小さな気の緩みが違反につながることもあります。
私も偉そうなことは言えません。
4年前に違反をしてしまったため、今回の更新は一般講習を受けて青色の5年免許となりました。
ここから次回の更新まで無事故・無違反を続けることになります。
単純計算でも15万kmから20万km近く走ることになるでしょう。
それだけの距離を何事もなく走り切るのは、なかなか高いハードルです。
個人的には違反者講習を受けた後、3年無事故無違反だったらゴールド免許にしてくれてもいいのでは?なんて思ったりもします。
ですが制度上は過去5年間の実績が対象。
近道はありません。
だからこそ次回こそはゴールド免許を目指したいと思っています。
建設業は仕事柄どうしても車に乗る時間が長く、違反リスクも高くなります。
それでも安全運転を続けている人がいるのも事実です。
「どうせ無理だろう」
ではなく、
「次こそはゴールド免許を取る」
そんな気持ちで日々の運転を見直していこうと思います。
果たして5年後、私の免許証は金色になっているのでしょうか。
自分でもちょっと楽しみにしています。