こんばんは。体調不良であんまり動けないので記事のストック案を考えているけど、そのおかげ?で頭ばっかり使って全然休めていないクロスです。
今日は、近頃地震も増えたような気がしますし、今後30年以内には南海トラフの大地震も起きると言われていますので、それを踏まえたうえで職人さんが現場で使っている工具について考えてみたいと思います。
大昔の工具はほぼ手動の工具で、普通のノコギリやノミ、カンナ、金づちなど電動工具でもなんでもなく、ただただ手作業の工具でした。
そこから電気の工具が出始め、電動ノコギリのような工具が出て有線でコンセントからの給電をしながらの工具が一般的になりました。
そして近年、職人さんの使われている工具を見てもらえればわかりますが、充電式の工具が多くなってきました。電動ドライバー(インパクトドライバー)の電池パックを他の商品に転用できる商品と言ったら解りやすいかもしれません。
近頃ではこの電動ドライバーの電池パックを使って、掃除機・湯沸し器・高性能ラジオ・ライトなどなど他分野にもまたがった災害時に多用途で使用できる商品が続々と増えております。
もちろん工具としての種類も充実していて、丸ノコギリ・狩り払い機・真空ポンプ・ハンマードリル・ブロア・草刈り機・ディスクグラインダー・チェンソーなんてものまで揃っています。
使用用途によって製品のバッテリーの容量や電流電圧などが違いもあります。新商品となればどんどん容量が大きくなったり電流が上がっていたりしますのでいままで持っているものに使えないということもあるのですが、一つ持っていればバッテリーの寿命が来るまでは使い続けることができます。

先程話したように災害時には、情報収集源としてのラジオ、停電しても使えるライト、非常食を食べるのにも助かる湯沸しとして使えます。
尚且つ救助活動、災害復旧時には普通の工具として使っても良し・救助に必要な工具として使っても良し、それが一つのバッテリーを使ってできるのはとても助かりますね。
ただし困るのが、停電が長くなってしまうとそのバッテリーを充電するための電源が無いことですかね。そういった場合に活躍するのが大容量モバイルバッテリー。
元々はキャンプなどのアウトドアで使うことを目的として発売された商品の様ですが、近年では災害時の緊急対応に良いので持たれている方も増えています。
建築業においてもZEH(ネットゼロエネルギーハウス)という取り組の中で住宅設備を高性能なものを使い、消費エネルギーを減らし太陽光発電などを使う事でエネルギーを賄う自給自足で回す取り組みです。
その中でも蓄電池が登場します。電気自動車も蓄電池としての使用もできます。その他にも電気の必要な場面は多々あるので少しでも多く蓄電出来るものがあると有事の際には助かると思います。
緊急時の電動工具を充電、携帯などの充電、照明器具の電源など、用途は多岐に渡ります。
有事に備えて今のうちから少しずつ設備を買い揃えてみられてはいかがでしょうか?

そういえば太陽光発電が始まって結構年数が経ったために交換や撤去の時期を迎えているお宅がかなりの数で始めているそうで、撤去業者がいない事や撤去後のパネルの処分が出来ず困っているニュースも見ました。

